幸せのタネをまく方法<27>
誕生日、バレンタインデー、
ホワイトデー、クリスマス。
プレゼントの主役は、
もらう側と贈る側のどちらでしょうか。
おそらくほとんどの人が
「もらう側」と答えるはずです。
やはりプレゼントは、
もらう側が主役と考えることが
多いでしょう。
たしかにもらう側も主役です。
相手にめでたいことや喜ばしいことがあって、
気持ちの印・祝いの表現としてプレゼントを
贈ります。
しかし
「もらう側だけが主役」と
思い込んでいるなら
考え直したほうがいいでしょう。
プレゼントの主役は、
もらう側だけではありません。
贈る側も主役です。
すてきなプレゼントをいただくと
嬉しいですが、
もらう側だけではありません。
プレゼントを贈る側も、
もらう側と同じくらい嬉しさがあります。
喜びと感動があります。
「贈る」という行為は、
サービス精神がなければできません。
「相手に喜んでもらいたい」という
美しい心の表れです。
サービス精神は、
私たち人間にとって最も尊い心の1つ。
贈る行為は、積極的な愛情表現です。
そこには、純粋な愛が表現されています。
プレゼントを贈ることで、
サービス精神が磨かれます。
相手が喜ぶ顔を見られます。
人を幸せにすることができます。
相手を喜ばせることが、
自分の喜びになります。
相手が笑顔になると、
自分も笑顔になれます。
相手を幸せにさせることが、
自分の幸せになります。
贈る側も、
もらう側と同じくらい
喜びと幸せを味わえるのです。
<義理を贈っては意味がない>
気づいてください。
プレゼントは、もらう側だけでなく、
贈る側も主役です。
贈る側も、もらう側と同じくらい、
大きな喜びと幸せを実感できます。
ただし、
ここで大切な約束事があります。
あくまで「純粋な気持ち」が条件です。
義理に贈ったり見返りを
求めたりするのはよくありません。
義理や見返りがあるのは、
純粋とは言えません。
義理や見返りがあると
「単なる出費」に思え、
無駄遣いに感じられます。
面倒に感じられ、
贈る行為が苦痛になります。
心がなかったり不純だったりする贈り物は、
無味乾燥なプレゼントになります。
プレゼントを贈るときは
「相手を喜ばせよう」という
サービス精神が大切です。
サービス精神があれば、
プレゼントを贈る側は、
受け取る側と同じくらい感動できます。
もらう側より贈る側のほうが、
大きな喜びと幸せを感じることもあるのです。
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