幸せのタネをまく方法<26>
「人のために何かする」
そう聞いたとき「損をするだけ」と
考える人がいるようです。
わざわざ時間や労力を割いて、
相手のために何かをするのは
無駄と思っているようです。
たしかに与える一方であり、
疲れる一方です。
「自分には関係ない」
「自分に利益がない」などと
考える人もいるでしょう。
「人に尽くすだけで、
自分には何のメリットもない」と
考える人もいるかもしれません。
しかし、違うのです。
ここに誤解があります。
「人のために何かをする」という行為は、
無償の愛の表現になります。
人のために何かすることは、
ギブ&ギブです。
ギブ&ギブは、無償の愛の表現です。
純粋な気持ちで
相手に幸せになってほしいと願うことは、
幸せにつながる行為です。
人のために何かすることで、
相手の笑顔を見ることができます。
相手が喜んでくれることで
「いいことをした」と喜べます。
相手の喜びが自分の喜びになります。
相手が喜ぶ姿を見て、心が元気になります。
心が元気になることで
パワフルに生きられるようになり
「生きる力」につながっていくのです。
結局のところ、自分が得られているのです。
落ち込んでいる友人を
励まして元気になったとき、
自分も嬉しく感じた経験があるでしょう。
落ち込んでいる人を励まして元気になれば、
自分も元気になれます。
「社会の中で生きる」というのは
「人のために何かをする」ということです。
人のために何かをすることで、
社会人としての仕事を果たせます。
社会の一員という自覚が得られ、
生きている実感を得ることができます。
「生きる元気がない」と嘆く人には、
ある特徴があります。
「いつも自分の利益しか考えていない」という
点です。
自分に利益があれば頑張る一方で、
自分に利益がないことは無関心です。
自分の利益しか関心がないため、
人のために何かをする習慣がありません。
人のために何かをする習慣がないと、
社会から疎外されます。
自分のことばかり考えれば考えるほど、
社会から孤立してしまいます。
人のために何かをする習慣がないと、
生きる力が弱くなるのです。
<人のために何かすることで、
生きる力が得られる>
人のために何かをしましょう。
見返りを求めて行うのではなく、
純粋な気持ちであることが大切です。
1日に1つでいいのです。
大げさなことである必要はありません。
できることでいいのです。
落ち込んでいる人に、
励ましの言葉をかけるだけでもいい。
励ましの言葉をかけることも、
人のために何かをする行為の1つです。
祈るだけでもいいのです。
自分の幸せばかり祈るのではなく、
人の幸せについても祈ってください。
祈ることもギブ&ギブであり、
純粋な気持ちの表現です。
人のために何かをすることは、
幸せのタネをまく行為の1つです。
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