幸せのタネをまく方法<06>
「誕生日を祝う」
そう聞いてまず思い浮かべるのは
「誕生日プレゼント」でしょう。
誕生日プレゼントを贈るのは、
世界共通の習慣です。
気持ちのこもったプレゼントを贈れば、
それだけ感動して喜んでもらえるでしょう。
目に見える誕生日プレゼントは
認識がしやすく、
心に残って思い出になります。
誕生日ケーキや誕生日の花束も素晴らしい。
定番ですが、すてきなものは
何度もらっても嬉しいものです。
しかし
「誕生日には誕生日プレゼントが必要」と
思っているなら、思い込みです。
誕生日を祝う基本は、もっとシンプルです。
お金も時間もかからず、
もっと簡単な方法で誕生日を
祝うことができます。
誕生日を覚えるだけでいいのです。
誕生日を覚えているだけでも、
祝ったことになります。
「誕生日は○○月○○日ですよね。
覚えていますよ」
「今日は誕生日ですよね。
おめでとうございます!」
自分の誕生日を覚えてくれていると、
嬉しいものです。
誕生日当日に言われるのもいいですが、
普通の日に言われるのもいい。
誕生日を覚えるのは、
意識しないとなかなかできません。
誕生日を覚えてくれたということは
「わざわざ意識を向け、
時間と労力を割いてくれた」ということです。
ちょっとしたことかもしれませんが、
その優しさが相手を喜ばせます。
誕生日プレゼントがなくてもいいのです。
自分にはそれだけの価値があり、
認められたということです。
だから誕生日を覚えてもらえるだけで
嬉しく感じます。
誕生日を覚えることは、
精神的なプレゼントです。
物質的なプレゼントを贈らなくても、
誕生日を覚えるだけで祝ったことになります。
誕生日には
「今日は誕生日ですよね。
おめでとうございます」と
祝いの言葉を贈りましょう。
祝いの言葉は目には見えないものですが、
素晴らしい精神的なプレゼントです。
大切な人の誕生日を祝うなら、
プレゼントも大事ですが、
まず誕生日を覚えてください。
誕生日を覚えているだけで、
誕生日を祝ったことになります。
祝いの言葉も、
れっきとしたプレゼントの1つです。
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