自分の限界を超える方法<19>
仕事の差は、どこで生まれるのか?
仕事の差は、100で十分のところを
101まで仕上げるときに生まれます。
100で十分なら、
100で終えるのが普通です。
100を越える仕事をしたところで、
給料は変わりません。
無駄と感じる人もいるはずです。
余計な仕事をこなすと、
余計な時間と労力もかかって疲れます。
なるべく疲れないためにも、
余計な苦労はしたくありません。
「必要条件さえクリアできていればいい」と
考える人もいるでしょう。
ぴったりで終わらせたほうが、
スマートだと考える人もいるでしょう。
しかし、
要求されたとおりに仕上げるだけでは、
仕事の差がつきません。
<大切なのは「小さな差」>
要求されたとおりに仕上げるだけでは、
普通のことを普通にしているだけです。
きちんと期待に応えていて問題ありませんが、
それでは仕事の差がつかないのです。
大切なのは「小さな差」です。
100で十分であっても、
あえて101まで仕上げましょう。
量であり、質であり、スピードです。
・1個でも多く仕上げる
・1ポイントでも質を上げる
・1分でも早く仕上げる。
差はわずか1しかありませんが、
この1が重要です。
わずか1とはいえ、それが
「差」であることに変わりありません。
小さな差でも、プラスになっています。
こつこつ小さな差を続けていくことで、
プラスが積み重なり、
大きな差になっていきます。
これが
「相手の期待を上回る」ということです。
小さな差を積み重ねていくことで、
向上が見られるから、進化も生まれます。
<「今の仕事は、
明日の自分を作っている」と思うこと>
100で十分な仕事なら、
101まで仕上げましょう。
余裕があれば、
105や110に挑戦していきましょう。
上司から「やれ」と言われていなくても、
率先して取り組むことです。
少しでも期待を越える仕事をすること。
「今の仕事は、明日の自分を作っている」と
思うことです。
こつこつ小さな差を積み重ねていくことが、
信用・信頼を勝ち取ることにつながります。
そして明日の成長につながるのです。
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