日々の生活を豊かにする言葉<23>
遅刻しなければいいわけではない。
そもそも遅刻しそうな状況がよくない。
日常生活では、
遅刻しそうな状況があります。
自転車で急いで学校に登校するときや、
車で会社に出勤しようとするときなどです。
「遅刻しそうだ。早くしなければ」と
思って、焦るでしょう。
焦って行動した結果、
何とか間に合い、ほっとする。
そんな生活を送っていませんか?
一応、間に合ったので問題がないと
言いたいところですが、問題です。
遅刻しなければいいわけではありません。
そもそも遅刻しそうな状況が
よくありません。
焦って自転車をこぐと、注意が散漫になり、
事故に遭う確率が上がるでしょう。
スピードを上げて車を運転すると、
道路の隅まで注意が行き届かず、
事故になるかもしれません。
今まで事故になっていないのは、
たまたま運がよかっただけです。
遅刻しそうな生活を続けていれば、
遅かれ早かれ、事故になるでしょう。
「ぎりぎり間に合うかもしれない」と
思ったとき、すでにイエローカードです。
あらゆる場合において、
焦っている状況は危険なのです。
「間に合った」と言って、
ほっとするのではありません。
遅刻しそうな状況になったとき、
すでに問題があると考えることです。
改善として、
次からは少し早めに家を出ましょう。
遅刻しそうな状況を問題と考えて
改善することで、事故を未然に防げます。
余裕のある行動が、理想的です。
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