プラス思考になる方法<29>
「やらなくてもいいこと」がはっきりすると、
元気が出てくる。
あなたはいつも
「やらなければならないこと」ばかり
考えていませんか?
自分で自分を追い込み、
自分に鞭を打っていませんか?
「やらなければならないこと」ばかりを
考えていると、だんだん気分が
滅入ってきてしまいます。
やらなければならないことが
少なければいいですが、
量が多すぎると圧倒されてしまい、
元気がなくなってしまうのです。
受験勉強で大変なのは、
覚えなければならない量です。
範囲が広いため、
覚えなければならない量が途方もなくあります。
「やらなければならないこと」に圧倒されて、
気持ちが暗くなってしまうのです。
受験勉強の敵は、
難しさより量の多さにあります。
「~しなければならない」という
mustの意味合いが強いだけに、
考えるだけで重たく感じてしまうのです。
それがたくさんあれば、なおさらです。
しかし、ここで気分を軽くするために、
逆の発想をしてみましょう。
やらなければならないことを考えるのではなく
「やらなくてもいいこと」を考えるのです。
自分にとって必要のない物を考えて、
消去法でどんどん消します。
自分の背中から荷物を下ろすような感じで、
やらなくていいことがはっきりわかってくると、
精神的な重みもいくぶん軽くなります。
テスト勉強では「範囲」が重要です。
どこからどこまでをやる必要があり、
どこからがやる必要がないのかという
ラインを分けて、
明確にすることが大切なのです。
やらなくてもいいところを
はっきりさせておくとそれだけ、
やるべきことに焦点が絞られていくのです。
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