散歩ダイエット<08>
有酸素運動を意識するなら、
時速4キロのペースを目安に歩きたい。
有酸素運動であるウォーキングをするのなら、
早歩きのペースを維持する必要があります。
しかし、この「早歩き」というのが厄介です。
分かりやすいようで、分かりにくい。
人によって、
早歩きにもペースがかなり異なるでしょう。
たとえば、身長の低い人と高い人とでは、
早歩きのペースに、
それなりに違いが出てくるはずです。
しかし、そういう点を考慮して、
あえて一言で言い表すのなら
「時速4キロ」が目安です。
いかがでしょうか?
具体的な数字が分かるだけで
「このペースで歩けばいいのか」と
かなり分かりやすくなったのではないでしょうか。
時速4キロというのは
「少し早歩き」といった程度です。
毎日、
時間をかけてウォーキングの習慣を続けるのなら、
早すぎないペースを維持するのがいいでしょう。
当然のことながら、
時速4キロというのはあくまで基本であって、
身長によっても若干異なります。
有酸素運動としての目安は
「時速3キロ以上、5キロ未満」です。
少し幅がありますが、身長に応じて、
若干変更すればいいでしょう。
時速3キロより遅く歩いてしまうと、
単なる散歩と変わらなくなります。
逆に時速5キロを超えたハイペースで歩くとなると、
無酸素運動へ傾いてしまいます。
「時速4キロ」というペースを頭に入れておくと、
大きな外れはありません。
このくらいのペースになると、ただ歩くとはいえ、
汗ばむことができるようになります。
汗ばむほど早歩きで体を動かしているのなら、
有酸素運動としてのウォーキングが
できていると言っていいでしょう。