so-syarugenkijin’s diary

健康オタク歴50年が健康方法について投稿します

散歩ダイエット<07>

運動すれば、
すぐ脂肪燃焼されるわけではない

運動すれば、すぐ脂肪が燃焼されるわけではない。 | ウォーキング・ダイエットのすすめ

  • イエットのために、毎日10分の散歩を続けよう」
 さて、これを聞いて、
あなたはどんな印象を受けましたか?

 

一見すれば問題ないように思え、

ダイエットにも効果があるように思えます。

 

結論から言えば、10分くらいの散歩では、

ダイエットに大きな効果はありません。

 

まったく効果がないわけではありませんが、

小さいと言っていいでしょう。

 

なぜでしょうか?

 

運動してすぐ脂肪されるわけではないからです。

 

少し専門的な話になりますが、

メカニズムについてご説明します。

 

ウォーキングは、有酸素運動の1つです。

 

有酸素運動とは、たっぷり酸素を吸い込んで、

エネルギー燃焼を促す運動のことです。

 

ウォーキングをしながら酸素をたっぷり

吸い込むことで、エネルギー消費の効率を促します。

 
§
 

さて、このエネルギーですが、

最初は血中に含まれている糖分から

エネルギーを取り出そうとします。

 

血液中にある糖分のほうが、

エネルギーとして取り出しやすいためです。

 

しばらくの間は、

この血中の糖分で運動をし続けることができます。

 

しかし、30分ほどを過ぎたくらいから、

変化が起きてきます。

 

血中の糖分が、だんだん不足してきます。

 

すると体は、代わりのエネルギー源として、

脂肪を分解してエネルギーへと変換しようとします。

 

脂肪1グラムは、9キロカロリーもあります。

 

そのとき、ようやく「脂肪燃焼」が始まります。

 

ウォーキングがダイエットにつながるのは、

このときからです。

 

歩いてすぐ痩せるわけではない。

 

しかも、ただ歩けばいいわけでもありません。

 

早歩きで、少し汗ばむくらいが目安です。

 

10分ほどのウォーキングによるダイエット効果は、

小さいです。

 

ダイエット効果が表れるのは、

有酸素運動を始めてから30分以上です。

 

ダイエットを目的として歩くのなら、

ちょっと汗ばむくらいの速度で、

30分以上は歩きたいところです