一歩踏み出す勇気を出す方法<23>
日常では、
もらい泣きをしそうになるシーンがあります。
涙の事情は、さまざまです。
悲しくて流す涙もあれば、
嬉しくて流す涙もあります。
何らかの
事情があって泣いている姿を見ていると、
こちらまで感情が伝わってきます。
同情の心が反応して、
目元がうるうるしてくるのです。
この瞬間です。
もらい泣きをしそうになったとき、
我慢していませんか。
「涙をこらえなければいけない」
「つられて泣いてはいけない」
「一緒に泣くのは恥ずかしい」
涙を我慢する人が少なくありません。
それはいけません。
もらい泣きを我慢することは、
きちんと共感していることになっていません。
時と場合によっては、
相手を拒絶しているとも言えるでしょう。
もらい泣きを我慢していると、
ストレスとなって、体に毒です。
もらい泣きを我慢する必要はありません。
もらい泣きをしそうになったら、
一緒に泣きましょう。
感情の赴くままに、
自分も一緒に涙を流すことです。
もらい泣きは、共感できた証拠です。
相手と同じ気持ちになり、
心が一体化しました。
相手の心に寄り添い、
高ぶった感情を共有することができました。
これは素晴らしいことです。
あなたがもらい泣きをすることで、
相手は「共感してくれた」とわかり、
喜んでくれます。
一緒に泣いてくれる人がいることほど、
心強いことはありません。
癒されたり励まされたりするでしょう。
そして大きな幸せを感じるでしょう。
もらい泣きをする人に、
冷たい人はいません。
もらい泣きができる人は、
みな優しい人ばかりです。
<もらい泣きは、
人だけに与えられた特殊能力>
もらい泣きも、1つの能力です。
ほかの動物は、
もらい泣きをすることがありません。
地球上の中でも、
もらい泣きができるのは、人だけです。
せっかく
素晴らしい能力が備わっているのですから、
きちんと活用しましょう。
もらい泣きができる人は
「より人間らしい」といえます。
日常の中で、涙を流す機会は、
なかなかありません。
なかなかないからこそ、
もらい泣きの機会を通して、
積極的に泣く機会を増やしていくことです。
もらい泣きは、我慢するものではなく、
積極的にしていくものなのです。
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