やる気を出す方法<12>
結果を目に見える形にすると、
やる気が出る。
結果を目に見える形にすることで、
やる気が出ます。
自分がどれだけ成長できているかを、
確認できるからです。
目に見える形で、
自分の前進を確認できると、
安心して前に集中できるのです。
部屋の掃除をやる気になっているときと
同じです。
部屋をちょっとだけ片付けようと思ったら、
そこで最初のやる気の火がつきます。
ごみ箱を片付け、ごみを外に出し、
机や台所をきれいにして、続けていくと、
部屋が見る見るうちに変わってきます。
掃除は、結果が目に見えるから、
いつの間にかやめられなくなってしまうのです。
部屋が目に見えて、
どんどんときれいになっていくことに、
大きな達成感が得られます。
「きれいになった。じゃあ、もう少しだけ」と
思いながら、実際はもう少しで終わりません。
具体的に目に見えれば見えるほど、
やる気の火は強火になるのです。
私は今、本日記というのをつけています。
本を何冊読んだかが、
本人の成長と正比例するわけではありません。
しかし、何冊読んだのかという結果は、
やる気につながります。
- 「きちんと自分は前に進んでいる」
そんな自分が進んできた足跡を残すことで、
進んだ距離を確認できるからです。
「さあ、次に行こう!」と、
やる気が出るのです。
今、あなたがやる気が出なくて
悩んでいるなら、日々の成長が
確認できないからではないですか。
日々の成長を確かめるために、
日記でも、数字、形でも何でもかまいません。
グラフ、表、一覧リストのように、
結果を目に見える形にすることで、
やる気が出るものなのです。