日々の生活を豊かにする言葉<16>
なぜ、
人の手は、
2本しかないのか。
買い物袋を、
両手で持っているときのことです。
買い物袋で両手がふさがり、
身動きが取れにくくなることがあります。
ふと思います。
「もう1本、手があればいいのに」と。
手がもう1本あれば、もう1つ袋が持て、
もっと自由に買い物ができただろうと
思います。
気持ちはわかりますが、ここが大事です。
なぜ人の手は、2本しかないのでしょうか?
欲張りすぎないためです。
神様は、
人間が欲張った生き方になりすぎないよう、
手を2本だけにしました。
手が3本も4本もあれば、
人間はもっと欲張りになっていたことでしょう。
買い物のとき、たくさん持てるからと思い、
あれもこれも買ってしまうに違いありません。
買い物のしすぎのため借金をしてしまい、
大変な人生になります。
手は、2本だからいいのです。
手が2本のおかげで、
人生が丸く収まっています。
2本の手には、神様からの
「欲張るのはよくないよ」という
メッセージが込められています。
買い物で買いすぎてしまいそうになったときは、
自分の手を眺めましょう。
「手は2本しかない。
こんなにたくさん買っても持てないね」
はっと、落ち着きを取り戻せます。
分相応が大切です。
2本の手は、ちょうどいい本数です。
手が2本であることに、感謝しましょう。
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