幸せな気分になる方法<07>
楽をして生きるのではない。
有意義に生きるのだ。
世間で「人生は楽が一番」という声を、
聞くことがあります。
たしかに楽な人生を送ることができれば、
快適な毎日を過ごすことができるでしょう。
悩みがなく、
仕事もしなくていい楽な人生は、
理想的であるように思えます。
しかし、
何でも楽を求めようとする姿勢は、
よくありません。
本当に楽な人生になると、1日中、
ぼうっとして過ごすことになります。
ぼうっと生きている楽な人生は、
理想的な人生ではありません。
生きている実感が湧かないからです。
生きている実感がなければ、
生きていても、
死んでいるようなものです。
楽をして生きるのではありません。
本当に理想的な人生は、
有意義に生きることです。
価値のある時間を送り、
自分の人生に重みを作ることが大切です。
苦しくてもいいのです。
苦しくても、自分の夢につながる努力なら、
乗り越えたときに達成感が得られます。
悩みがあってもいいのです。
悩んでも、
自分のやりたいことに関係していれば、
楽しく悩めます。
仕事が大変でもいいのです。
自分の仕事によって、誰かが助かり
「ありがとう」と感謝される仕事は、
気持ちいいです。
苦しんだり悩んだり大変だったりしても、
有意義なら、生きている実感が得られます。
生きている実感があってこそ、
人生なのです。