運がいい人の習慣<15>
話が長い人は、運を逃してしまいます。
だらだらした話になる理由は、明快です。
話がまとまっていないから、
だらだらになっています。
そういう話は、
大して聞く価値はありません。
焦点がぼやけて、曖昧な表現が多いので、
真面目に聞いていても実りが少ないです。
そのだらだらした雰囲気は、
しっかり相手に伝わります。
たとえ、話の内容が面白くても、
だらだらしていると、印象が悪くなります。
だらだら長い話は、
仕事でも恋愛でも友達関係でも、
損をします。
言いたいことを短く簡潔にまとめる癖を
つけることで、自分も話しやすくなりますし、
相手にとっても聞きやすくなります。
では、肝心の、
話を短く簡潔にまとめるためには、
どうすればいいのでしょうか?
ポイントは、3つあります。
- 結論から話す
- 筋を通す
- 言いたいことは1つに絞る
たったこれだけでOKです。
第1は
「結論から話す」というポイントです。
結論から話をすることで、
相手にテーマがダイレクトに伝わります。
大切なことほどじらして、
後回しにしたくなる気持ちもあるでしょうが、
いきなり話してしまいます。
人間の集中力・記憶力が一番高いのは
「話のはじめ」です。
その後、次第に集中力が衰え、
記憶にも残りにくくなります。
最も大切なことを最初に話すことで、
相手も話の内容に集中でき、
印象深く残ることでしょう。
第2に
「筋を通す」というポイントです。
「なぜそう思うのか」と理由がなければ、
ただ気分に左右されて話をしているように
聞こえてしまい、説得力に欠けてしまいます。
「私は悲しい」とだけ言うのではなく
「私が~だから、悲しい」と
筋を通しましょう。
「私はこう思う」とだけ言うのではなく
「私が~だから、こう思う」と
筋を通せばいい。
きちんと理由をつけて、話に筋を通せば、
相手は話を分かってくれます。
第3に
「言いたいことは1つに絞る」ことです。
2つも3つも同時に話をすると、
話をするあなたも大変になりますし、
話を聞く相手も頭が混乱することでしょう。
「1話、1テーマ」にすればいい。
これら3つのポイントを踏まえ、
話を15秒以内でまとめる癖を
つけるようにしましょう。
15秒は一瞬ですが、
話し上手は15秒で伝えられるのです。