so-syarugenkijin’s diary

健康オタク歴50年が健康方法について投稿します

大切な日常言葉<21>

すてきだね
 「すてきだね」 | 当たり前だけど大切な30の日常言葉
 
褒め言葉は、
人間関係の大切な潤滑油です。
 
「すてきだね」は、
褒めるときの言葉です。
 
褒めるときには「いいね」とか
「すごいね」と褒めることがあります。
 
もちろん褒める言葉ですから、
それでもいいのですが、
当たり前のようにみんなが口にする言葉で、
新鮮味がありません。
 
そんなときは「すてき」という
言葉がもってこいです。
 
まず「すてき」という響きそのものが、
すてきです。
 
すてきという言葉は、
本人が感動している意味が含まれています。
 
感動しているときには、
感動をうまく表現できれば、
友達は喜びます。
 
いろいろなシチュエーションで使え、
応用が利きます。
 
たとえば、友達の料理を褒めるときに
「すてきな料理だね」と
褒めてしまいます。
 
普通は「すてきな料理」という
表現は使いません。
 
聞いたことのない表現です。
 
だからこそ友達にはとても新鮮な
響きに聞こえます。
 
できるだけ変わった切り口で
褒めると面白いです。
 
そんなときは「すてき」を
使えばいいのです。

大切な日常言葉<20>

おはようございます
「おはようございます」 | 当たり前だけど大切な30の日常言葉
 
日は、朝昼晩の繰り返しです。
 
毎日は、1日の繰り返しです。
 
1日は、朝に始まり、夜に終わります。
 
1日が始まる朝に、
1日を気持ちよくスタートするための
魔法の言葉があります。
 
「おはようございます」です。
 
気持ちのよい1日をスタートすることは
難しくありません。
 
人との関わり合いのある社会で
うまくやっていくためには、朝にまず
「おはようございます」から始めることが
大切です。
 
アメリカ人は
「おはようございます」が上手です。
 
私がいつも行くコーヒーショップでは、
店員さんに「Good Morning(おはよう)」と
話しかけられます。
 
話しかけてもらうばかりでは悪いですから、
今度はこちらから先に
挨拶できるようになります。
 
「おはようございます」の言い合いです。
 
ときどき、
競争のようになっているときさえあります。
 
話しかけてもらうことで、
相手は自分に敵意を持っていないと分かります。
 
安心することができるのです。
 
積極的に好意を表現し合えばいいのです。
 
一方で話しかけにくい人は黙っている人です。
 
黙っているため、何を考えているのか分からず、
警戒してしまい、話しかけづらいのです。
 
挨拶言葉はたわいない一言ですが、
影響は大きい。
 
人間関係に大きな影響を与えます。
 
たった一言の挨拶が、
人間関係の潤滑油になるのです。

大切な日常言葉<19>

にどうぞ 
「お先にどうぞ」 | 当たり前だけど大切な30の日常言葉
 
メリカはレディーファーストの社会です。
 
私はレディーファーストが好きです。
 
レディーファーストは、
する側もされる側も気持ちいいです。
 
日本では、
レディーファーストがあまり浸透していませんが、
それに当たる言葉があります。

 

「お先にどうぞ」です。

 

レディーファーストとは「譲ること」です。

 

譲る行為は、余裕を表現しています。

 

「自分は急いでいない、大したことない、

後から追いかけ追いつくことができます」と

いった余裕なのです。

 

かっこいいです。

 

女性だけに限らず、年配者や障害者にも

「譲る」という精神を持ちましょう。

 

芥川龍之介の有名な文学作品に

『クモの糸』というのがあります。

 

主人公は悪人で、

死んだ後地獄に落ちてしまいますが、

生きているときに1回だけ、

クモを助けたことがあります。

 

お釈迦様は、

主人公を1回だけ地獄から引き上げる

チャンスをあげようと、

天からクモの糸を1本下ろします。

 

主人公は、地獄から抜け出したいと、

一番乗りでクモの糸に飛びつき、

這い上がっていきます。

 

後から、

追ってくる人もクモの糸に飛びつきます。

 

主人公は、

クモの糸が切れてはいけないと、

足でけ飛ばします。

 

それを見たお釈迦様は

「彼には思いやりがない」と残念に思い、

クモの糸を切ってしまいます。

 

主人公には

「譲る」という余裕がなかったのです。

 

物語の場面は、死んだあの世の話であり、

極端な例ですよね。

 

しかし、極端な例だからこそ、

分かりやすいのではないでしょうか?

 

生きているこの世の世界でも、

通じる内容です。

 

常に「譲る精神」を持ちましょう。

 

助け合うのです。

 

そのときには

「お先にどうぞ」という一言があれば、

さらに印象がよくなります。

 

余裕のある人は、

ずうずうしく自分一人が前に出る人ではなく、

相手に譲ることのできる人なのです。

  
 

大切な日常言葉<18>

なるほど、
そうだね
「なるほど、そうだね」 | 当たり前だけど大切な30の日常言葉
 
れは「なるほど」と
「そうだね」を1つにした応用です。
 
基本的な魔法の言葉を紹介するのが、
この本の趣旨です。
 
ですが、
この2つを1つにして覚えておくと、
人付き合いが上手になりますから
思いきって紹介します。
 
「なるほど」は、相手の話を理解して、
飲み込むための魔法です。
 
「そうだね」は、相手の話を承諾して、
話を進めるための魔法です。
 
この2つは別々のおまじないですが、
1つにしてしまいましょう。
 
「なるほど、そうだね」ということで、
相手の価値観を学び、飲み込み、
消化できます。
 
この言葉を聞いた相手は、
嬉しくてたまりません。
 
自分の話を理解して、聞いてくれる人には、
もっと話したくて話したくて
たまらなくなるのです。
 
コミュニケーションが上手な人は、
相手との会話のキャッチボールが上手な人です。
 
ボールを受け止めて、投げることが、
一連の動きです。
 
「なるほど」と受け止めて
「そうだね」と投げ返すと、
上手に会話のキャッチボールができるのです。

大切な日常言葉<17>

なぜ
 「なぜ」 | 当たり前だけど大切な30の日常言葉
 
ぜ」を使うと、話の奥が深くなります。
 
自分に対して使ってもいいし、
他人に使ってもいいでしょう。
 
「なぜなんですか?」と聞くと、
相手はそのわけを話してくれます。
 
わけを話すということは、
話の奥が深くなるということです。
 
「それなりのわけ」があることを話すことは、
プライベートになっています。
 
相手も知らず知らずのうちに、
自分のプライベートを話すことになり、
知らず知らずのうちに仲良くなっています。
 
これは、魔法です。
 
私は相手と仲良くなりたいと思うときに、
さりげなく「なぜ」と聞くことにしています。
 
この「さりげなく」が重要です。
 
相手に負担をかけては、
単なるセクハラになるため、
軽くさりげなく聞くことが大切です。
 
さりげなく聞くと、
さりげなく答えてくれます。
 
次第に仲良くなります。
 
ゆっくり仲良くなればいいのです。
 
負担のかからないお付き合いは、
長続きします。

大切な日常言葉<16>

もし
 「もし」 | 当たり前だけど大切な30の日常言葉

 

し」は面白い言葉です。

 

「もし」には、2つの意味があります。

 

創造力をアップさせるおまじないとしての

使い方と、友達のことをもっと知るための

使い方です。

 

「もし」を自分に使うと、

創造力をアップさせることができます。

 

人間の想像力を上げるときには、

特別なことをする必要はありません。

 

セミナーや、

通信教育や学校にも行く必要はありません。

 

ただ自分で自分に「もし」と唱えるだけで、

想像力はついてきます。

 

私は日頃からいろいろなことを考えています。

 

そんなとき私の頭はどうなっているのかというと

「もし」でいっぱいです。

 

無限に「もし」を唱えています。

 

「もし」と自分に唱えることで、

自分が自分に問題を出して、自分で答えます。

 

自問自答ということです。

 

絶対の答えはありません。

 

自分が考えたことは何でも答えになります。

 

世の中には、ルールというのがあります。

 

たとえば、赤信号は止まれ、青信号は進め、

というルールがあります。

 

このルールは絶対なのかというと、

そうではありません。

 

このルールを無視できる世界があるのです。

 

頭の中です。

 

頭の中は、何でも可能になる世界です。

 

頭の中なら、一瞬でイタリアに行けるし、

宇宙飛行士になることも、

アメリカ大統領になることも、

何でもできるのです。

 

自分の頭で「もし」を唱えることは、

無限に広がる答えを考えることです。

 

たった1つの絶対な答えなんてありません。

 

答えは、

人間が考えた人間のためのルールなのです。

 

想像力を身につけたければ

「もし」と自分に唱えるだけでいいのです。

 

もう1つの使い方は、

友達と仲良くなるための使い方です。

  • 「もし、宝くじで100万円当たったらどうする?」

 

  • 「もし、君が僕なら何をしたい?」

 

  • 「もし、旅行できるとしたらどこに行きたい?」

 

こうして友達に質問していけば、

コミュニケーションの幅を広げることができます。

 

友達と仲良くなるために、

コミュニケーションすることが必要です。

 

コミュニケーションは、

難しい論理的なことを話す必要はありません。

 

たわいない会話でいいのです。

 

「もし、

宝くじで100万円当たったらどうする?」も、

しっかりしたコミュニケーションです。

 

どのような答えでも間違っていないし、

どう答えてきても、話があとに続きます。

 

どんどん話していくことで、

その人の「人となり」が見えてきます。

 

相手のことをもっとよく知りたいから、

相手に「あなたはどんな人ですか」と聞くのは

下手な質問の仕方です。

 

そんなときこそ「もし」を使うのです。

 

「もし、結婚するとしたら、いくつくらいが理想?」と

聞くことで、答えが返ってきます。

 

相手が「27歳くらい」と答えるところに、

その人が表れます。

 

「27歳」という数字で返ってくることで、

その27には、何かこだわりや考え方が

こびりついているのです。

 

そのこびりついたことから、

相手を知ることができます。

 

たわいない答えほど、偽りのない答えです。

 

私の母に、

父のことをどう思っているのかを聞くときに

「お父さんのこと、どう思う?」と聞くのは、

下手な質問の仕方です。

 

「もし、お父さんと結婚していなかったら、

どうしていたと思う?」と質問するほうが、

父へのこだわりを知ることができます。

 

その父へのこだわりから、今度は、

母を知ることができます。

 

そのこだわりを持っていることから、

母の「人となり」を学ぶことができるのです。

 

「もし」と言って、質問することで、

その人の普段見えない心が見えてくるのです。

 

創造力をつけたければ、

自分に「もし」を使おう。

大切な日常言葉<15>

……
 「……」 | 当たり前だけど大切な30の日常言葉
  • …」

 

これほど強力な魔法の言葉はありません。

 

使い方しだいで、武器にも防具にもなり、

諸刃の剣です。

 

言いたいことがたくさんあって

何も言えないときには「……」となります。

 

「あなたには言う価値がない」と

言ったときも「……」となります。

 

それから、

喜怒哀楽も「……」で表現できます。

 

たくさんの気持ちを伝えるために、

たくさん「言葉」を言うことは、

たしかに必要です。

 

しかし「……」ほど、

たくさんの気持ちがこもった

言葉はないのです。

 

「……」とは、いわゆる沈黙です。

 

友達と電話で話しているときに、

沈黙になってしまう瞬間と言うのがあります。

 

話の流れから「……」となって

しまうことがあるのです。

 

こんなときの「……」は、奥が深いです。

 

言うことがなくなったり、

どう表現していいのか分からなかったり

したときなど、たくさんの意味が考えられます。

 

「……」は、無限に解釈できるのです。

 

友達関係から、恋人関係に発達していくほど、

実は「言葉」でのコミュニケーションの量が

減ります。

 

代わりに、

スキンシップやアイコンタクトになり、

結果としてコミュニケーションが

「……」になります。

 

お互いのことがだんだん分かり、

言葉で意思疎通をする必要がなくなるのです。

 

本当に仲のいいカップルはあまり話しません。

 

究極のコミュニケーションは「……」です。

 

もはや言葉で表現しきれない心の気持ちは

「言葉」では伝えることができないのです。