so-syarugenkijin’s diary

健康オタク歴50年が健康方法について投稿します

人から愛される言葉の習慣<30>

よい嘘なら、
神様も許してくれる。 
よい嘘なら、神様も許してくれる。 | 人から愛される30の言葉の習慣
 
嘘には、2種類あります。
 
ついてはいけない「悪い嘘」と、
ついてもいい「よい嘘」です。
 
悪い嘘は、お金を奪ったり、
相手を失望や落胆させたりする嘘です。
 
未来を奪い、
精神的に傷つけたりするような嘘は、
絶対についてはいけない。
 
言うまでもありませんね。
 
だからと言って、
すべて嘘がいけないのかというと、
そうでもない。
 
例外的ですが、ついてもいい
「よい嘘」があります。
 
たとえば、
相手が元気になるような嘘は許されます。
 
明るい未来を描き、笑わせたり、
元気にさせたりするような嘘はOKです。
 
一から十まですべてが嘘ばかりでは
マナー違反ですが、
円滑な人間関係を構築する上では、
時にはそういう嘘も必要です。
 
そんな「よい嘘」を、
私たちはいつの間にか実践しています。
 
典型的な例は「服を着ること」です。
 
本当にありのままの自分を見せるなら、
裸です。
 
偽りは一切ありません。
 
まさに正直な姿です。
 
しかし、
社会では裸でというわけにはいきませんね。
 
裸だと寒いし、着るものが必要です。
 
洋服を着ざるを得ないので、
自分の好みやTPOに合った服を着ます。
 
服を着ざるを得ない状況で、
嘘をつかざるを得ない状況になります。
 
普段着なら、
ラフな格好でそういう自分を演出できます。
 
これもよい嘘です。
 
自分が明るく元気になり、
周りもハッピーにさせているからです。
 
また、ビジネススーツも同じです。
 
スーツを着るだけで、
さも仕事ができそうなビジネスマンに
見えてくるから不思議です。
 
それはスーツのおかげで、
交渉や取引がうまくいっています。

偽薬も、嘘の薬です。

 

「車酔いにすごく効き目あるよ」と

言って手渡されたのが、

実は単なる小麦粉だとしても、

本物だと思い込めば、効き目があります。

 

「効き目がある」と本人が思えば、

本当にそうなります。

 

「そうだそうだ」と思っていると、

プラシーボ効果で、

本当にそうさせる力があります。

 

悪いことを思い込ませるのはいけませんが、

相手の体力が回復したり、希望を抱いたり、

人を助けるような嘘は、OKです。

 

末期の病で入院している患者に

「あと余命3カ月です。もうダメですね」と、

正直な発言をすれば、誰でも絶望します。

 

もしかしたら、

余命をもっと縮めてしまうかもしれない。

 

しかし、嘘でもいいから

「あと少しで回復しますよ」という

明るい未来の話をすれば、一転します。

 

たとえ嘘だったとしても、

そういう明るい希望を抱いていれば、

冗談が現実になります。

 

事実、

それで末期のがん患者が奇跡的な

回復をした例がいくつもあります。

 

そういう嘘は、神様も許してくれるのです。

人から愛される言葉の習慣<29>

るい未来は、
どんなよりがある
明るい未来の話は、どんな薬より効き目がある。 | 人から愛される30の言葉の習慣
父は、私が18歳のころ、亡くなりました。
 
祖父が生前入院していたころ、
ときどき病院にお見舞いに行っていました。
 
そのとき主治医の先生から、
ある貴重なアドバイスをいただいたことがあります。
 
私が感銘を受けた素晴らしい言葉でした。
 
そのとき言われたアドバイス
「できるだけ明るい未来の話をしてくださいね」と
言われました。
 
患者には、一番いいのだといいます。
 
その主治医の先生は
「どんな薬より効き目があります」と
断言していました。
 
これはどういうことでしょうか?
 
もし、病で寝込んでいる年配者に、
過去の話をすればどうなるでしょうか。

 

・「あのころはよかったね。昔は体が丈夫だったのにね」

 

・「昔はよかったな」

 

・「あのころが一番元気だった」

 

誰でも年を取れば、衰えます。

 

人間だからです。

 

昔と今とを比べれば、

若いころのほうが元気で活動的です。

 

そのため、昔の話をすると、

結果として元気をなくしてしまう

場合が多いです。

 

若くて体力のあった若いころと年老いた今とを

比較されるような話し方をされれば、

誰でも元気がなくなるに決まっています。

 

では、どんな話をするのかというと

「明るい未来の話」です。

 

・「病気が治ったら、また温泉に行こうね」

 

・「リハビリで動けるようになったら、また犬と一緒に散歩しようね」

 

・「家では孫が待っているよ。元気になった姿を孫に見せないとね」

 

そういう明るい話をします。

 

すると患者はぱっと明るくなり、

元気を取り戻します。

 

患者を「早く回復したい」という

気持ちにさせることです。

 

明るい未来を思い描かせることが大切です。

 

明るければ明るいほどいい。

 

「早く活動を再開したい」という

明るい未来が動機になり、

けがや病の回復が早くなります。

 

「病は気から」と言います。

 

病は気から治していきます。

 

本人がそういう気持ちになれば、

そういう力が発揮されます。

 

事実として過去には、

末期のがん患者が明るい未来の希望を

持つことで奇跡的な回復を見せた例が、

いくつもあります。

 

「明るい未来の話には、

薬では治せない病を治すほどの力がある」と

いうことです。

 

主治医の医者は、私に

「どんな薬より効き目がある」と

断言しました。

 

患者に話しかけるときには

「過去の話」はできるだけ避けて、

明るい未来の話をしましょう。

 

ぜひ、

あなたにも知ってもらいたいアドバイスです。

 

人から愛される言葉の習慣<28>

「出会えてよかったという言葉ほど、
しい言葉はない
「出会えてよかった」という言葉ほど、嬉しい言葉はない。 | 人から愛される30の言葉の習慣
 
きどき読者のかたから
「出会えてよかった」と
お便りをいただくことがあります。
 
私にとって、これ以上ない褒め言葉です。
 
嬉しくなります。
 
そのとき
「続けてよかったな。もっと長く続けたいな」と
思います。
 
元気が出るのはもちろんです。
 
存在に感謝する言葉は、
誰が聞いても嬉しく感じます。
 
もちろん人間関係でも同じです。
 
あなたには
「出会えてよかったな」と思う人はいますか。
 
人生を変えてくれた友達。
 
受験の力になってくれた先生。
 
育ててくれた両親。
 
そのほか、さまざまいることでしょう。
 
そうした人に恥ずかしがらず
「出会えてよかったです」と伝えれば、
必ず喜ばれます。
 
存在を認め、感謝する言葉です。
 
褒められた相手は
「ああ生きていてよかったな。
もっと力になってあげたいな」と
前向きになってくれるに違いありません。
 
恥ずかしい言葉ですが、
これ以上素晴らしく嬉しい言葉はありません。
 
出会えてよかった人には、
気の利いた難しい言葉を考える必要はありません。
 
「出会えてよかった」と、
ありのまま伝えるだけで喜ばれるのです。
 

人から愛される言葉の習慣<27>

「用意、どんは、
用意ができしだい、
スタートする
「用意、どん」は、用意ができしだい、スタートする。 | 人から愛される30の言葉の習慣
 
メリカでは
「飛び級制度」はすでに浸透しています。
 
学力がある人は、
どんどん飛び級したほうがいい。
 
同じ年齢でも、
ほかの人より行動が早くて実力もあるなら、
飛び級をして人類のためになるような
仕事に就けばいい。
 
それが、
人の才能を最も生かす生き方です。
 
飛び級制度は英才教育の1つですが、
そもそもその人には普通のペースです。
 
飲み込みや記憶力がよくて、
成長が早いです。
 
運動会でおなじみの掛け声
「用意、どん」も同じです。
 
どんと言われるまで待つ必要はありません。
 
「用意」と言われれば、
用意ができしだい、スタートすればいい。
 
用意がほかの人より速いですから、
その時点で実力がほかの人より
あるということです。
 
そういう人は早くスタートしていいし、
したほうがいい。
 
用意が速いですから、それも実力です。
 
実力のある人は飛び級したほうが、
最も才能を生かせます。
 
準備は十分できているのに
「どん」と言われるまで、
ぼうっとしているのは時間がもったいない。
 
人生は有限です。
 
短い人生を
少しでも早く効率よく進むためには
「待つ」というのは浪費行為です。
 
人それぞれの才能があり、
成長の早さもばらばらです。
 
個人の成長に合わせて進めばいい。
 
遅い人は遅くていいし、
早い人は早くていい。
 
遅い人には遅いなりの仕事ができるはずです。
 
早い人には早い人なりの仕事ができます。
 
それが最も才能を伸ばす生き方です。
 
そういう人がほかの人より成長が早く、
歴史を動かしていきます。
 
「用意、どん」でフライングスタートする人が、
歴史を変えるのです。
 

人から愛される言葉の習慣<26>

最初から完璧にできるはいない
 
最初間違えるもの
最初から完璧にできる人はいない。最初は必ず間違えるもの。 | 人から愛される30の言葉の習慣
 
校1年のころ、国語の先生に
「豆ちゃん」というあだ名の先生がいました。
 
もうおじいさんに近い年齢の、
ベテランの男性教師でした。
 
いつもにこにこしている、温和な先生でした。
 
髪の毛は1本もなく、
つるつるの頭が豆のようだったので、
自然とそういうあだ名がつきました。
 
先生には、授業中、口癖がありました。
 
生徒に「分かるかな」と質問を投げた後
「最初からこれができたら天才だ」という
口癖がありました。
 
必ず口にするので、今でも耳に残っています。
 
それは先生にとって
「間違いは誰にでもある。間違ってもいいから
勇気を持って発言しなさい」という意味でした。
 
間違いに対して寛大でした。
 
「誰でも最初は間違える。
勇気を持って自分なりの発言をしなさい。
それができれば天才だ」という意味でした。
 
人間ですから、
過ちは必ずあって当然だということでした。
 
これが先生の優しさでした。
 
事実、温和な先生で、
怒っているところを見たことがありません。
 
生徒から豆ちゃんと呼ばれても
怒らないくらいです。
 
今思えば、
なんという失礼な発言かと思いますが、
それを受け入れられるくらい、
器の大きな先生でした。
 
先生は、
生徒がどんな場違いな間違いをしても、
にこにこしています。
 
普段からにこにこしていますが、
生徒が間違って答えてもにこにこします。
 
さすが、
生徒の扱いに慣れたベテラン教師といった
感じでした。
 
先生の授業は、
不思議とリラックスした雰囲気が出ていました。
 
「間違えてはいけない」ではなく
「間違えてもいい」という雰囲気があったため、
生徒の発言が多い授業でした。
 
むしろ先生より、
生徒の発言のほうが多いくらいでした。
 
「間違えてもいい」と考えるとき、
人は活発化します。
 
国語の授業を通して、
人生哲学を教えてくれていたのです。

人から愛される言葉の習慣<25>

無言スタートするより、
してスタートするほうが、
いが
無言でスタートするより、声を出してスタートするほうが、勢いが出る。 | 人から愛される30の言葉の習慣
 
が高校3年生のときの担任は、
40代後半の女性教師でした。
 
先生には、授業を始めるとき、
必ず口にする言葉がありました。
 
「はい。では始めます」という一言です。
 
ときどき言うのではありません。
 
どんなときでも必ず言います。
 
これは先生が実践していた、
やる気のスイッチを入れる言葉でした。
 
「はい。では始めます」と言われると、
先生が元気になります。
 
声を聞いた生徒も
「これから授業が始まるぞ」という
活気にあふれます。
 
一言で、
緊張感のある雰囲気が出来上がります。
 
いつも授業の際は必ず口にするので、
生徒の中にも面白おかしく先生の真似をする人が
何人もいたくらいです。
 
私も、
先生の口癖を真似てする生徒の1人でした。
 
私の口癖で
「よしやるぞ」という言葉があります。
 
先生の真似をしているうちに、
癖になってしまいました。
 
掛け声を出すと、
たしかに活力と緊張感があふれます。
 
自分が自分に向けて発する、
励ましの言葉です。
 
やる気のスイッチが入り、
そういう気分になります。
 
何かを始めるときには、
無言で始めていませんか。
 
無言で始めることはできますが、
のろのろしたスタートになります。
 
何かを始めるときには、
無言ではなく声を口に出して
いったほうがいい。
 
「始めるぞ」という言葉でもいいですし
「頑張るぞ!」「やるぞ!」という
気合の言葉でもいいでしょう。
 
声を出せば覇気が出ます。
 
最初に気合を入れれば、
よいスタートダッシュを切れます。
 
その声が元気へと変わるのです。

人から愛される言葉の習慣<24>

元気がないときは、
元気るまで何度でもやり
元気がないときは、元気が出るまで何度でもやり直す。 | 人から愛される30の言葉の習慣
 
が小学生のころ、理科の先生に
「K先生」という年配の男性教師がいました。
 
年配にもかかわらず、熱血の先生でした。
 
K先生は、
必ず明るい授業をする先生でした。
 
そういう雰囲気ができるようにある方法を
実践していたからです。
 
先生は教室に入るとき、
わざとらしくドアを大きく開けた後、
大きな声で「おはよう」と言います。
 
教室の中にいる生徒の中には、
突然の大きな声に驚いている人もいれば
「おはようございます」と
返事をする人もまばらにいます。
 
挨拶の返事が小さければ、
K先生は面白いことをします。
  • 「声が小さい! やり直し!」

 

先生はまた廊下に出て、初めからやり直します。

 

「テイク2」です。

 

一度目と同じように、

わざとらしくドアを大きく開けた後、

大きな声で「おはよう」と言います。

 

さすがに2回目ですから、

生徒の全員がK先生の大声に負けないように

「おはようございます」と言い返します。

 

生徒全員の声が合わさると、

逆にK先生の声より大きくなり、

先生が押されるほどです。

 

その瞬間、元気のスイッチが入ります。

 

だらりとしていたクラスの雰囲気が、

ぱっと明るくなります。

 

もし2回目の返事も元気がなければ、

先生は3回でも4回でも繰り返します。

 

クラスの元気が出るまで、

授業を始めませんでした。

 

これが先生の素晴らしい授業の方法でした。

 

うまいスタートダッシュです。

 

明るい雰囲気から始めると、

授業中も明るい雰囲気が続きます。

 

だからK先生の授業はいつも

明るくて元気がいっぱいだったのです。