so-syarugenkijin’s diary

健康オタク歴50年が健康方法について投稿します

気楽に生きる心の習慣<15>

ウサギにはウサギのよさがある
 
カメにはカメのよさがある

 

の知り合いに「のろさ」を

悩みにしている人がいます。

 

  • 「私の話し方も行動も『のろい』と

   よく言われる。だからいけないのかな」

 

たしかにその女性の話し方は、

ゆっくりした口調でした。

 

行動も、のろのろしています。

 

話を聞くと、

これまで何度も自分の性格を変えようと、

スピードを心がけてきたとのことです。

 

しかし、どれも失敗しました。

 

自分に合っていないことは、

そもそもなろうとするほうが難しいです。

 

実は、悩みではありません。

 

そもそも悩むべきところでは

ないところで、悩んでいます。

 

私は「そのままでいい」と

アドバイスしました。

 

事実、そのままでいい。

 

きびきび動く犬もウサギもいいですが、

のろのろしたカメやアリでもいい。

 

どちらにも、それぞれのよさがあります。

 

大切なことは、

今の自分を最大限に発揮させることです。

 

「ゆっくりしているからいけない」と

いうのは悩みではありません。

 

ゆっくりした行動が最初からできるのは、

素晴らしい個性であり、才能です。

 

その特徴を前面に出していけば、

誰にも負けない魅力へと変わります。

 

男性の中にはきびきびした女性を

好む人もいれば、ゆっくりした女性を

好む人もいます。

 

スピードが要求される職場なら、

ゆっくりした行動が要求される

仕事に就けばいい。

 

カウンセラーのようにゆっくり話を

聞くことが要求される仕事も

たくさんあります。

 

初めから備わっている自分を

変えようとするのは、神様に失礼です。

 

ありのままで生きていけばいい。

 

自分らしい味にして、

誰にも負けない魅力に変えましょう。

 

自分が自分らしくなれ、

生きるストレスが小さくなります。

 

そもそも自分を変える必要など、

最初からなかったのです。

気楽に生きる心の習慣<14>

ほのかな朝日で、
自然目覚める

 

なたは朝起きるとき、

どのような手段に頼っていますか?

 

忙しい現在社会では、ほとんどが

目覚まし時計に頼っていることでしょう。

 

学生も社会人も、

なくてはならない道具です。

 

  • 「仕事は人間に必要だ。

   だから人は目覚まし時計を発明した」

 

ゲルニカ』で有名な

画家ピカソの言葉です。

 

事実、

目覚まし時計は大変便利です。

 

分単位で正確に起こしてくれる、

便利で優秀な道具です。

 

どんなに気持ちよく眠っているときでも、

容赦なく叩き起こしてくれます。

 

便利さのため、

かえってストレスになることがあります。

 

たまにはストレスなく起きたいです。

 

単純な方法があります。

 

朝日に起こしてもらえればいい。

 

朝日を感じて目覚めるのが、

人間にとって一番気持ちのいい

目覚め方です。

 

たまには目覚まし時計のスイッチを

オフにして、朝の光で起きてみましょう。

 

ベッドを朝日が当たりやすい

窓際に寄せるのがポイントです。

 

朝になれば、

次第に明るくなる光を感じやすくなり、

自然に任せて目覚めることができます。

 

もちろん平日は仕事があるため、

時間に正確でなければならない

事情もあることでしょう。

 

では、

せめて週末や大型連休くらいは、

ゆったりした起き方をしてもいいはずです。

 

ストレスなく起きると、

気持ちよく1日をスタートできます。

気楽に生きる心の習慣<13>

「緩」
「急」も、
どちらも必要不可欠

 

んびり気楽に生きるためには、

前提として「急ぐ時間」が必要です。

 

急いで時間を節約するから、

時間に余裕ができてゆっくりできます。

 

スローライフは、

すべてがスローではいけません。

 

それでは単なる

「だらだら」になります。

 

仕事をするべきところでは急いで、

余裕のできた時間でゆっくりします。

 

その「緩急」こそが大切です。

 

人生で最も大切なリズムの1つです。

 

遊園地のジェットコースターは、

山と谷があります。

 

山を登るゆっくりした時間があるからこそ、

山を下るときにスピードへと変わります。

 

スピードが出たからこそ、

山を登るエネルギーにも変換されます。

 

平坦ばかりでは、

ジェットコースターは止まってしまいます。

 

山も谷も、両方必要です。

 

「緩」も「急」も

両方必要だということです。

 

遅いからこそ速さに変わり、

速さが遅さにも変わります。

 

誰でも1日24時間しかありません。

 

その限られた時間の中で、

ゆっくりした時間を作るためには、

急いでいる時間も必要です。

 

どちらが大切なのかというと、

どちらも大切です。

 

ただやみくもに

急ぐのではありません。

 

ただやみくもに

ゆっくりするのでもありません。

 

「緩急」というリズムをつけた生活を

心がけることが大切なのです。

気楽に生きる心の習慣<12>

えてもからないことにんでも、
仕方ない

 

んでいても仕方ない」という

ことがあります。

 

  • 「自分の前世は、何なのか」

 

  • 「自分の守護霊は、何なのか」

 

  • 「いつ結婚するのだろうか」

 

  • 「いつ死ぬのだろうか」

 

将来が気になるのは分かります。

 

いくら考えても分からないこともあれば、

そのうち自然と分かる答えもあります。

 

しかし、それらは、

今、悩むことではありません。

 

いえ、悩んでいても仕方ないことです。

 

悩むところではないところに

悩んでいるから、今疲れます。

 

分からないことは、

分からないままにしておけばいい。

 

ほうっておけばいい。

 

今すべて分かってしまえば、

将来の楽しみがなくなります。

 

将来になって分かることは、

そのときを楽しみにして、

今はどんと構えて待っていればいい。

 

すると肩の荷がすっと下りていきます。

 

そもそも考えても分からないことを

一生懸命考えているから、

疲れていました。

 

初めから考える必要はありません。

 

「考えるのをやめる」というのも、

大切な生き方なのです。

気楽に生きる心の習慣<11>

びには、
テレビゲームではわえない刺激がある

 

は小学6年生のころ

「昔の遊びクラブ」という

クラブ活動に所属していました。

 

懐かしい昔の遊びを

体験しようというクラブです。

 

今となっては物珍しい昔の遊びを体験して、

現代にも継承していこうというのが、

このクラブ活動の狙いでした。

 

当時はすでに

ビデオゲームが盛んな時期でした。

 

先生は

「昔の遊びに子供たちは興味を示すだろうか」と

心配だったと言います。

 

しかし、実際に始めたところ、

多くの子供たちが集まりました。

 

私もその1人でした。

 

子供は何でも遊びたがりますし、

私もとにかくいろいろな遊びを

経験してみたかった。

 

めんこ、たこ揚げ、竹馬、こま回しなど、

その名のとおり「昔の遊び」を

再現する授業でした。

 

そのどれもすでに古臭い内容でしたが、

想像を超える刺激がありました。

 

ビデオゲーム以上に刺激的です。

 

数十年前にしたビデオゲームの内容は

忘れてしまいましたが、

数十年前にした昔の遊びは、

今でもはっきり覚えています。

 

このクラブの活動は、

大きく分けて3段階から構成されていました。

  1. 授業
  1. 作る
  1. 遊ぶ

 

初めは「授業」から始まります。

 

内容も遊び方も分からない状態で

遊ぼうとするのは無理があるので、

先生が話をしたり、

ビデオを見たりしてイメージをつかみます。

 

しかし、ほとんどの場合、

分かったようで分からない状況になります。

 

何しろ経験したことのない遊びを

話だけ聞いているのでは、

分かろうとすることに無理があります。

 

2段階目には

「遊び道具を作る」という内容に移ります。

 

たとえば、めんこやたこ揚げのたこなど、

自分で作ってみます。

 

遊び道具にもよりますが、

慣れないうちは作るのが難しく、

時間がかかります。

 

しかし、不思議とその体験は面白くて、

わくわくしました。

 

さて、授業の3段階目、

ようやく作った道具を使って遊びます。

 

自分で作った道具を使うので、

遊びに対する思いもひとしおです。

 

最後の実体験を通して学ぶことで、

ようやく昔の遊びについてよく分かります。

 

ルールが分かり、楽しさが理解できます。

 

頭ではなく、体が覚えます。

 

本当の勉強は、常に体験を通して学ぶのが、

一番効果的な学習法です。

 

先ほどの3段階を言い換えると、

以下のようになります。

  1. 授業=勉強
  1. 作る=準備
  1. 遊ぶ=実践

 

この3段階は、

最も効率のよい黄金の3ステップです。

 

子供には分かりやすく、

すんなり理解できます。

 

昔の遊びを体験してみませんか。

 

テレビに向かってするゲームにはない、

古臭くも刺激的なよさがあります。

 

できるだけ若いうちに、

さまざまな刺激に触れることは

いい勉強になります。

 

  • 「昔の人はこういう遊びをしていたのか」

 

それが分かるだけでも大きな収穫でした。

 

世代の違う人の気持ちが分かり、

接点ができるからです。

 

昔の遊びを経験すると、

不思議と世代の離れた年上の人と

話ができるようになるのです。

気楽に生きる心の習慣<10>

たちは
2つの世界きている
 
「昼世界」
「夜世界」

 

たちは1つの世界に生きていながら、

実は2つの世界に生きています。

 

「昼の世界」と「夜の世界」。です。

 

同じ場所でも、

昼か夜かで別の世界になります。

 

同じ場所にいながら、

2つの世界を味わえます。

 

私は

ディズニーランドへ遊びに行くときには、

昼も行きますが、

夜にも行くことがあります。

 

いえ、

夜に行くことのほうが多いかもしれません。

 

昼には昼のよさがありますし、

夜には夜のよさがあります。

 

同じ場所でも、

昼か夜かでまったく別の世界です。

 

夜になれば人が減り、気温も下がり、

静かになります。

 

なにより明るかった景色が暗くなり、

ロマンチックな雰囲気が味わえます。

 

違います。

 

デートは、昼もいいですが、夜もいい。

 

あなたがいつも遊びに出かけている場所へ、

夜に出かけてみましょう。

 

いつも夜に出かけているなら、

昼に出かけてみましょう。

 

まったく別の感覚が

味わえることに驚くはずです。

気楽に生きる心の習慣<09>

勉強部屋缶詰にならず、
びにかけることが大切

 

が幼いころ、母からは

「よく遊べ」と教えられてきました。

 

もちろん勉強もしなさいと

一喝されたこともありましたが、

勉強部屋に缶詰にされることは

ありませんでした。

 

塾に通うことも強制はされませんでした。

 

「貴博が行きたくなったら行きなさい」と

言われていました。

 

初めて塾に通い始めたのは中学1年からであり、

クラスでは最も遅いほうでした。

 

母は

「勉強も大切だが遊びも大切」と言います。

 

遊びを勧める母は、遊びからしか学べない

「貴重な学問」に気づいていたのでしょう。

 

事実、外で遊びに出かけることで

多くのことを学べます。

 

よく遊ぶことで、

友達との人間関係を学びます。

 

友達関係との距離感は、

泣いたり笑ったりしながら、

実際に友達と触れ合うことで感じられます。

 

お金の使い方で失敗することもあれば、

財布を落として絶望を感じることもありました。

 

トンボ、カエル、イモムシなど、

そうした昆虫は外に出ないと

触れることはありません。

 

部屋の中だけでは味わえない外界の刺激は、

やはり体を通して体験するのが

一番勉強になります。

 

外に出て、たくさんの遊びの中で、

教科書の中にはない

別の勉強をさせていました。

 

遊びとはいえ、暇つぶしではなく、

もはや勉強です。

 

今になって思えば、

それを母は気づいていたのでしょう。

 

学校ではできない勉強があるからこそ、

遊びを勧めていました。

 

人間にとって大切なことは、

学校の勉強だけではありません。

 

よく勉強して成績優秀になり、

いい大学に入り、いい会社に就職するのは、

素晴らしい道のように思えます。

 

しかし、その人に「遊び」が欠けていれば、

いずれ苦労することでしょう。

 

遊びの仕方を知らなければ、

どうストレスを吐き出すのでしょうか。

 

人間関係をどこで学ぶのでしょうか。

 

金銭感覚がないまま大人になれば、

お金の使い方で大きな

失敗をすることでしょう。

 

昆虫という

基本的な会話もついていけなくなります。

 

こうした自然な感覚は、

どれだけ幼いころに遊んだかが大切です。

 

よく遊ぶことも、勉強なのです。