存在感のある人になる方法<14>
芥川龍之介はノイローゼの生活を
送っていたといいます。
その気持ちは、私も分かります。
思考が深くなると、
歯止めが利かなくなり、
どんどん鬱のほうに傾きます。
底なしの谷を転げ落ちるかのようです。
私は初め、この性格に
コンプレックスを持っていました。
考えすぎとは、
本当に精神を消耗する性格です。
あっけらかんと生きている人たちを、
羨ましく思っていました。
人生の転機は、
21歳のときに訪れました。
出会ったある女の子のおかげで、
この短所を長所に
「考え変えること」ができました。
短所が大嫌いだと言っているのは本人だけで、
周りから見れば長所に見えてしまうものです。
私は自分の考えすぎという短所を
「文章を書く」という能力に生かすことで、
今までの悩みのタネが武器になってくれました。
おかげで今では、
ピアノを弾くようにすらすら文章が
書けてしまいます。
ある人から
「いろいろなことを知っているんですね」と
言われたことがあります。
私には日常考えていることを
文字にしているだけです。
昔から考えていることですから、
自然体です。
むしろ、書けば書くほど、
心の中にあるストレスを外に吐き出せます。
書き終わるとすっきりします。
書けば書くほど、
元気になってしまうのです。
余計にやめられません。
今やこれが、私の長所になりました。
案外自分の短所は、
実は長所であったりします。
自分のコンプレックスを考え改めてみましょう。
あなたのコンプレックスは何ですか?
それがあなたの長所なのです。
信じられないかもしれませんが、
今まで引っ込めていた短所を、
押し出すようにして前に出していけば
長所に早変わりします。
あなたのコンプレックスは、
あなたにとって存在感をアピールできる
一番長所になるのです。
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