幸せな気分になる方法<22>
忙しいと、
気持ちのいい風の存在を、
忘れがちになる。
風を感じていますか?
「風なんて吹いていない」と思うのは、
勘違いです。
外に出て歩けば、
多少の風は吹いているものです。
強かったり弱かったりなど、
自然の風が流れています。
忙しいと、風の存在を、
忘れがちになります。
自分のことで頭がいっぱいになり、
周りに気を配る余裕がなくなるのです。
風は、自然のクッションです。
夏には熱い風が吹き、
冬には冷たい風が吹きます。
温かい風や冷たい風を、
気持ち悪く思うのではありません。
季節感のある、自然の風です。
熱い風は、
夏らしいではありませんか?
冷たい風も、
冬らしいではありませんか?
ありのままを感じると、
心地よく感じます。
風をきちんと感じると、
クッションに抱かれているように、
気持ちいいものです。
幸せとは、
ささいな出来事に気づくことです。
風の存在に気づけない人が、
どう日常のささいなことに、
気づくのでしょうか?
自然を感じられなくなれば、
不自然な人になります。
いま一度、自分に触れる風に、
意識を向けてみましょう。
風を感じるとは、
季節を感じることです。
風を感じると、
季節を体全体で実感できます。
「おや、こんな風が吹いていたのか」と
気づけば、今すぐ、
心地よい感触を味わえるのです。