so-syarugenkijin’s diary

健康オタク歴50年が健康方法について投稿します

健康の為になる散歩術<01>

なぜ、
いるときには、
あっといるのか
 

なぜ、老いるときには、あっと言う間に老いるのか。 | 健康のためになる30の散歩術

 

く人ものご老人と接するとき、

ふと気づくことがあります。

 

体力低下や筋力低下は少しずつ始まりますが、

あるとき、一気に低下する時期があります。

 

あっと言う間です。

 

ついこの前まで、元気に歩いていた人が、

数年後にお会いすると、別人になったかのように

弱りきっていることもしばしばです。

 

  • 「なぜ、老いるときには、あっと言う間に老いるのだろうか」

 

ふと、思います。

 

長く生きているわけではありませんが、私の身内、親族、

知人など、そういう特徴に気づかざるをえません。

 

これは、ある悪循環が関係していると思われます。

 

まず、若いうちは体力や筋力がありますから、

スポーツを楽しんだりして、体力や筋力を維持できます。

 

元気だからスポーツをする。

 

スポーツをするから、体力や筋力が強化され、

またスポーツに励む。

 

こういう健康を維持しやすい好循環があります。

 

しかし、人間は時間が経てば、必ず年を取ります。

 

年を取ると、体力や筋力は、次第に衰えてきます。

 

しかし、この「老いる」という状況を、

過大に考えてしまいすぎる傾向があります。

 

「体に無理をさせないように」と思い、

一転して体を動かさない方向へと考えてしまいがちです。

 

単に無理をしない範囲で運動を楽しめばいいのに

「するか、しないか」という白黒で考えてしまう。

 

そういう本人の意識に加え、

周囲の人からのアドバイスも影響があるのでしょう。

 

たとえば、医者や家族から

「無理はなさらないようにしてください」とアドバイスします。

 

もちろんご本人のことを思ってのことです。

 

しかし「無理をしないように」というアドバイスと

「あまり運動しないように」を誤解して

受け止めてしまう傾向がある。

 

弱りつつある自分を悟り、

余計にそういうふうに考えてしまうのかもしれません。

 

  • 「たしかにそうだな。もう無理はしないようにしよう」

 

このように悪化の一途をたどり、だんだん衰えます。

 

  • 「動かない→筋力が衰える→さらに動かなくなる→さらに衰える」

 

まさに悪循環。

 

そうしたときに、転んで、けがをしてしまいます。

 

入院でしばらくの間、寝たきりになり、一気に下降線をたどります。

 

ただでさえ弱っている体が、もう日に日に動かなくなるほどです。

 

健康を維持するのは、簡単なようで難しい。

 

ことの始まりは「無理をしないようにしよう」と

思い始めたことです。

 

どこかで、この悪循環を断ち切ることが必要です。

 

それが、老若男女、

誰でもできる「ウォーキング」だと考えています。