幸せのタネをまく方法<16>
不幸なことが
起こって悲観することがあります。
「不幸なことが起こってつらい」
「つらいことばかり。不幸な人生だ」
「私はなんて不幸な人間なのだろう」
今はまだ
苦しくて光が見えないかもしれません。
不幸を嘆いているなら、
ちょっと待ってください。
勘違いしないでください。
あなたが感じている不幸は、
実は不幸ではありません。
たしかに表向きは
不幸に見えるかもしれません。
心は月食の曇りの晩に停電したよりも
真っ暗かもしれません。
ネガティブな気持ちしかなく、
未来に不安を感じているのかもしれません。
ここで気づいてほしいことがあります。
自分の身に不幸が起こったら喜びましょう。
幸せのタネを手に入れたからです。
不幸があって
「私はかわいそうな人間」で
終わらせてはいけません。
不幸を嘆いたところで、
ますます不幸がつらくなるだけです。
「身に起こる不幸は、幸せのタネ」と
考えてください。
例外は1つもありません。
不幸に見えても、そう見えるだけです。
さまざまな角度から不幸を観察すれば、
実は幸せのタネであることに気づくでしょう。
真っ暗だと思っていた未来に、
明るい光が差し込みます。
大切なことは「不幸を生かすこと」です。
何もしなければ、
不幸が不幸のままで終わります。
不幸があったら、
生かすためのアクションを起こしてください。
その不幸があったおかげで、
気づきや学びなど、
得られたことがあったはずです。
習慣を改めたり行動パターンを変えたりして、
進化や成長につなげるのです。
そうすれば
「不幸があってよかった」と
言える日がやってきます。
不幸を生かすことに成功すれば、
大きな飛躍に変わります。
<不幸であればあるほど、
幸せのタネをたくさん持っている>
本当の不幸とは何か。
本当の不幸とは、死ぬことをいうのです。
まだ生きているのなら、
不幸とはいえ、かすり傷です。
今はじんじん痛むかもしれませんが、
時間が経てば治ります。
立て続けに不幸が起こっても、
不幸を嘆かないことです。
「私はなんて不幸なのだろう」と
嘆くのは不毛です。
あなたは不幸ではありません。
幸せのタネをたくさん持っているのです。
幸せのタネをたくさん持っているのですから、
不幸ではなく、むしろラッキーといえます。
大きな不幸であれば、
大きな幸せのタネを持っている
ことになります。
不幸があっても、
ふてくされてはいけません。
きちんと生かして、
進歩や改善につなげましょう。
やれることをやって、
そこから這い上がってください。
なかなかうまくいかないこともありますが、
そこを何とか踏ん張ってください。
身に起こる不幸は、幸せの道しるべです。
不幸を生かせば、新しい道が開かれ、
大きな幸せにつながります。
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