一歩踏み出す勇気を出す方法<17>
「どうせ失敗するだろう」と
思う場面があります。
成功の見込みがゼロではないものの、
十中八九、
失敗すると思われる場面があります。
ほぼ失敗するとわかっているとき、
あなたならどうしますか。
「どうせ失敗するからやめておこう」
成功できる見込みが少ないことは、
不安や恐怖を感じ、足がすくみます。
おそらくネガティブに考える人が
多いのではないでしょうか。
誰でも失敗なんてしたくありません。
うまくいかないとわかっているなら、
避けたり逃げたりするのも当然に思えます。
わざわざ自分から痛い目に遭うなんて、
ばかばかしく思うのが正直なところでしょう。
しかし、
失敗から逃げていると、
ますます事態が悪化する一方です。
悪質なストーカーのように、
あなたの後を追いかけてくるでしょう。
どんどん条件が悪くなり、
失敗したときのダメージも大きくなります。
失敗するとわかっていることがあれば、
心がけることはただ1つです。
どうせ失敗するなら、
早く失敗しておきましょう。
逃げたところで仕方ありません。
逃げ切れない失敗なら、
開き直ってぶつかっていきましょう。
早めに失敗しておけば、
早く問題点が見つかります。
早く問題点が見つかれば、
早く改善に取り組めます。
結果として、
成長やレベルアップが早くなっていくのです。
どのみちしなければいけないことなら、
早めに失敗しておくことです。
早めに失敗しておけば、
経験値が上がることでだんだん自信がついてきて
「今度は成功するだろう」に変わります。
早く成長するために、
早めに失敗しておくのが正解です。
早めに失敗することで、
もう1つメリットが得られることがあります。
それは
「小さなダメージで済みやすい」という
メリットです。
早めに行動すると、
事態が悪化する前に取り組めるため、
失敗によるダメージも小さくて済むことが
多くなります。
失敗しても、
早く行動したことを評価され、
周りから許してもらいやすくなります。
経済的・精神的ダメージがあったとしても、
軽傷で済む確率が上がるのです。
早く行動することで、
やり直しができる余裕も生まれます。
成長が早くなる上、
失敗のダメージも小さくて済むのですから、
一石二鳥です。
どうせ失敗するなら
早く失敗しておきましょう。
早めに行動することは
成功するために重要な心がけですが、
それは失敗にも言えることです。
「失敗は成功の母」という言葉を
思い出してください。
失敗は、成功につながる階段です。
早く失敗すればするほど、
早く成功も近づくのです。
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