一歩踏み出す勇気を出す方法<02>
怖いことに挑戦するときは、
勇気が必要です。
怖いことに挑戦するとき、
ゆっくりした行動になりがちです。
恐怖感が強いと、
びくびくして足がすくみます。
ストレスを感じるので、
なかなかやる気も出ません。
弱腰になって、
なかなか1歩が踏み出せません。
恐怖があると、
ゆっくり進めたくなるでしょう。
抵抗が強いので、近づきにくい。
トラブルがあってはいけないので、
様子を見ながらゆっくり取り組んだほうが、
よいように思えます。
小心者や臆病者なら、注意深くなって、
なおさら行動が遅くなるでしょう。
しかし、それは逆効果です。
ゆっくり行動すると、
かえって恐怖を感じやすくなります。
「怖い怖い」という心の叫びが、
心の中で反響します。
行動が遅い分、
恐怖に集中しやすくなって、
ますます恐怖が増幅されます。
恐怖が最高潮に達すると、
今度は足が震え出し、
動けなくなるでしょう。
ゆっくり行動するから、
勇気が出ないのです。
勇気を出すにはどうすればいいのか。
それは、
スピードを出して行動することにあるのです。
スピードを意識して行動しましょう。
スピードを出して行動すると、
適度な忙しさが生まれるため、
恐怖を感じにくくなります。
全力のスピードでもいいですが、
無理に頑張る必要はありません。
少しスピードを出すだけでも、
ずいぶん感じ方が変わります。
あれほど暴れ回っていた恐怖心が
一時的に消えるでしょう。
勇気がなくても、
スピードを出して行動すれば、
結果として勇気のある行動が
できるようになります。
お化け屋敷は、
ゆっくり歩くから怖いのです。
お化け屋敷を全力疾走で駆け抜ければ、
恐怖が吹き飛びます。
しかも一瞬で通過できます。
言いにくい報告を
上司に言わなければいけないなら、
ゆっくりではなく、
さっと伝えることです。
もじもじしていると、
余計に怖くなって、報告しにくくなります。
スピードを意識すれば、勇気が出て、
言いにくい報告も簡単にできるでしょう。
勇気を出したいときは、
スピードを出して行動しましょう。
アクセルを踏んで、勢いをつけましょう。
大きく息を吸って気合を入れれば、
後は前に出るだけ。
一気に終わらせるつもりで頑張るのも
悪くありません。
小心者・臆病者という自覚があるなら、
なおさらスピードを意識することです。
スピードを出して行動すると、
勇気が出るのです。
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