言葉遣いがうまくなるマナー<22>
1回目のお礼は、
社交辞令。
2回目からが、
本当のお礼。
感謝は、1回目は、
本当のお礼になりません。
もちろんお世話になったときに
「ありがとうございます」と
お礼を言うのは、素晴らしいことです。
お礼の習慣を続けましょう。
ただし
「感謝は1回すれば十分だろう」と
思っているなら、誤解があります。
1回では、不十分です。
1回目のお礼は、社交辞令だからです。
お礼と言えばお礼ですが、
決まり文句として、
口にしているような印象があります。
どうしても1回のお礼だけでは、
心から感謝する様子は伝えにくいのです。
お礼は、2回目からが本番です。
タイミングをずらして、
2回目のお礼を言いましょう。
レストランで食事をおごってもらったときは、
店を出たタイミングだけでなく、
別れるタイミングでもお礼を言います。
翌日に会ったときも
「昨日はありがとうございました」と
お礼を言います。
1週間後にも
「先日はありがとうございました」と
言います。
「しつこいのではないか」という心配は、
不要です。
お礼は、2回目からが本番ですから、
このくらいでちょうどいいのです。
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