言葉遣いがうまくなるマナー<04>
嫌いな人の話題を、
わざわざ自分から出す必要はない。
「嫌いな人がいる」という人には、
共通点があります。
嫌われやすいことです。
「嫌いな人がいる」と言うほど、
かえって自分が嫌われやすくなります。
口にする人に、
悪い雰囲気が漂うからです。
「嫌いな人がいる」という人には、
接し方に気を使います。
接し方が悪いと
「今度は自分のことを『嫌いだ』と
言われるのではないか」と不安になります。
近づきにくく、話しかけにくく、
接しにくくなるのです。
もし自分が「嫌いな人がいる」と
口にしていれば、
そういうふうに見られている
可能性があります。
「嫌いな人がいる」というフレーズは、
気をつけたい一言です。
さて、ここからが本題です。
「嫌いな人がいる」というフレーズに
気をつけるとはいえ、実際、
そりの合わない人はいるものです。
そういう人に対しては、
どう言えばいいのでしょうか。
何も言わなくていいのです。
わざわざ話題に出す必要はありません。
好きな人の話題は積極的に出しても
大丈夫ですが、嫌いな人の話題は
控えるように心がけましょう。
もし意見を求められることがあれば、
言い方を少し工夫します。
「嫌いな人」ではなく
「苦手な人」という言い方にしましょう。
とげとげしい印象はありませんね。
言葉遣いを、
ほんの少し気をつけるだけで、
人間関係がうまくいくのです。
#言葉 #話し方 #話題 #マナー
#印象