so-syarugenkijin’s diary

健康オタク歴50年が健康方法について投稿します

人生の幸福感を高める方法<19>

見ることができるだけで、
十分幸せなこと。
見ることができるだけで、十分幸せなこと。 | 人生の幸福感を高める30の方法

 

あるところに、盲目の女性がいました。

 

先天的な視神経の障害があり、

生まれてから一度も見ることを

経験したことがありませんでした。

 

真っ暗な世界の中で、

触覚や聴覚だけを頼りに毎日を

生きていました。

 

「見ることができればどれだけ幸せだろう……」

 

そう思いつつも

「そんな夢が叶うわけない」と

諦めていました。

 

あるとき、とあるメーカーが、

医療の最先端を結集した視力障害者用の

メガネを開発しました。

 

カメラから見える映像を視覚刺激に変換して、

脳に送る装置です。

 

この装置を使えば、

弱い視力ではありますが「見る」という

行為が可能になります。

 

最初その女性は、半信半疑でした。

 

生まれてから一度も、

見ることを経験したことがなく

「できるわけがない」と思っていました。

 

その装置を装着して、スイッチを入れた瞬間、

世界が一変しました。

 

初めて風景を見ました。

初めて自分の顔を見ました。

初めて自分の母を見ました。

 

ただ見えるだけで、あまりに嬉しく、

泣いて感動したのです。

 

「見える! 素晴らしい! 

ありがとうございます!」

 

感謝と感動の言葉を何度も口にして、

ぼろぼろ大粒の涙を流しました。

 

私たちは今、

普通に見ることができています。

 

人を見たり、文章を読んだり、

街の風景を眺めたりしているでしょう。

 

盲目の人にとっては見る行為は

「夢」と呼ぶほど感動的なことです。

 

あなたが見ているその光景は、

盲目の人にとっては、

泣くほど感動的な光景です。

 

感動するために、

感動的な光景は必要ありません。

 

ただ見えるだけでいいのです。

空間を認識できる。

色や形を識別できる。

動きや遠近感まで把握できる。

 

何を見ようと、

それは素晴らしい光景です。

 

ただ見えることに感謝するのです。

 

見えるだけで素晴らしいこと。

 

見えることに感謝して、

見ることを楽しみましょう。

 

視覚は、基本的な五感の1つですが、

世の中には、

それが叶えられない人もいます。

 

見ることができるだけで、

十分幸せなことなのです。

 

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