人生の生き方が上手になる方法<15>
ただし、おごってもらったら、
果たしておきたい約束事があります。
きちんとお礼を言うことです。
仕事の結果でお返しをするのもいいですが、
まずきちんとお礼を言うほうが大切です。
1回のお礼だけでは不十分です。
お礼を3回は言いたい。
1回目のお礼は、
食事を終えて飲食店を出るときです。
「今日はごちそうさまでした」と、
きちんと頭を下げてお礼を言います。
2回目のお礼は、別れた後のメールです。
食事を終えて別れた後、
当日中に「今日はごちそうさまでした」という
メールを送ります。
別れた直後、
できるだけ早めにメールを送るのがコツです。
3回目のお礼は、翌日会社で会ったときです。
にっこりした笑顔で
「昨日はごちそうさまでした」と
お礼を伝えれば、完璧です。
できるだけ朝一で言うようにしましょう。
何度もしつこくお礼を言うとくどくなりますが、
3回までなら自然です。
お金や時間がかかるわけでもありません。
面倒かもしれませんが、
特別難しいルールでもないはずです。
「1回お礼を言えば十分だろう」と
思うかもしれませんが、油断は禁物です。
少なからずおごりは、
お金をもらったのと同じ意味があるため、
普段よりお礼を強調しておきたい。
うわべだけでもいいので、
形だけでもお礼を言うことが大切です。
きちんとお礼を言うことで、
相手は「おごったかいがあった」と
体裁とプライドを保てます。
おごられたまま、
お互いの親交が深まるのです。
もしお礼の配慮を忘れているなら、
次から心がけてみてください。
今までできていなくても、
これから注意すれば十分間に合います。
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