素の自分を出す方法<17>
「こう思われたい」と演じているから、
人付き合いが疲れる。
人付き合いに、疲れていませんか?
なぜ人付き合いは、
疲れるのかを考えたことはありますか?
「他人からこう思われたい」と
意識しているからです。
「こう思われたい」と意識することで、
いい人を演じようとするから疲れます。
送別会に誘われて、
本当は参加したい気持ちはないけれど
「冷たい人だ」と思われたくないから断れず、
やむなく出席します。
いくら送別会とはいえ「面倒だな」
「行きたくないな」と思う本音があります。
出席を断れば、冷たい人だと思われたり、
嫌な人だと思われたりすることが怖くて、
仕方なく出席します。
気持ちのない宴会に出席しても、
面白くありません。
宴会中も同じく、
自分はいい人と思われるために、
お世辞を言ったり、気を使ったり、
わざとおどけたりします。
いい人を演じているのです。
いずれにせよ自分ではない
「いい人」という「嘘の自分」を
演じていることには変わりありません。
家に帰って1人になったとき、
演技に疲れた俳優のように、
ぐったりしてしまうのです。
「いい人だと思われたい」という意識は、
あなたを疲れさせます。
「いい人」をやめてみませんか?
いい人を演じるのではなく、
ありのままの自分を出していくのです。
冷たい人だと思われても、
実際に冷たい人なら、
そのままのほうが自分らしいのです。
ありのままであり、自然です。
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