素の自分を出す方法<12>
気持ちの流れに沿って、
心はしなやかに。
つらいときには、
ただ「つらい」と感じるだけでいいのです。
大変なときには、
ただ「大変」と感じるだけでいいのです。
痛いときにも、ただ「痛い」と感じる。
悲しいときには、
ただ涙を流して悲しむだけでいい。
気持ちの流れに沿って、
ありのままの感情を受け取り、
楽しむことです。
「つらい」「大変」「痛い」という言葉は、
一般的に暗い意味が伴った言葉と
思われています。
ですが、その感情によって
得られる恩恵は多いものです。
私たちは、つらいと思うから、
その反面、楽しいと感じることが
できるようになります。
大変と感じるから、
楽になりたいと発明をしました。
痛いと感じるから、
危険を予知することが
できるようになります。
悲しく涙を流す経験ができ、
人の気持ちも理解できるようになります。
すべての感情には、意味があります。
つらい感情は一時的なことであって、
長期で見れば、ありがたい感情です。
ただそのままの感情を、
受け入れることが大切なのです。