人生の正しい生き方に気づく言葉<21>
悪口を言っていると、
どんどん頭が悪くなる。
褒め言葉を言っていると、
どんどん頭が良くなる。
悪口と褒め言葉。
2つを比較すると、
語彙と表現の大きな違いに気づきます。
悪口といえば、
次のような言葉が思い浮かびます。
「ばか」
「死ね」
「まずい」
「最低」
悪口は全体的に、
文章より単語が中心です。
しかも悪口は、
種類があまり多くありません。
限られた種類の言葉を、
単純な使い方しかしないため、
語彙も表現も乏しくなるのです。
一方、褒め言葉はどうでしょうか?
「素晴らしい才能に感服いたしました」
「細かいところまで仕上がっていて、
感動した」
「おいしい料理で感動しました。
とろけるような味わいですね」
「部屋がきれいで、清潔感がありますね」
褒め言葉は全体的に、
単語より文章が中心です。
人間心理として、感動は、
言葉数が多くなる傾向があります。
褒め言葉を言うためには、
相手の細部まで見なければいけないため、
鋭い思考力も要求されます。
また素晴らしさは、
言葉で表現しにくいものが目立ちます。
そのため、褒めるためには、
言葉の繊細な表現が要求されます。
「どう表現すればいいだろうか」と
考える経験を通して、
思考力や表現力が磨かれます。
褒め言葉を言っていると、
語彙と表現がどんどん豊かになり、
頭がよくなるのです。
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