自分らしく生きる方法<13>
自分が体験したことなら
「~らしい」とか「~だと思う」という
不確定な表現はなくなります。
はっきり「~です」と言い切ることが
できるようになります。
私はいつも文章を書くときに
気をつけていることは、
自分が経験したことだけを
書くということです。
自分が経験したことでないと、
自信を持って書くことができないからです。
自分が経験をしたこともないことは、
書かないようにしています。
分からないからです。
本を読んだり他人から話を聞いて客観的に
「知る」ことはできても「分かる」ことは
できません。
「知る」と「分かる」には、
大きな違いがあります。
話や本を読んで入ってくる情報は、
まだ「知る」で止まっています。
しかし、
実際に自分が体験して得られたことは
「知る」から「分かる」へと変わります。
「知る」と「分かる」とでは、
似たような意味でも実際は
全然違うことなのです。
私はいつも自分が経験したことを
元に文章を書いているため、
文末では必ず「~です」「~ます」という
言い切る形になっています。
これは自分が経験して得られたことなので
「~です」「~ます」と自信を持って
言い切ることができているのです。
経験したことのない話をするときには
「~かもしれない」「~だと思う」
「~でしょうか」という曖昧な
表現になっています。
その多くは自分がまだ
経験したことでないために、
書いている本人でさえも自信がないことが
垣間見えるところです。
どこかで頼りない文章になっています。
自分が体験したことほど、
頼りがいがある情報はありません。
自分が身につく知識や知恵は、
必ず体験から生まれてきます。
一般的に見てどうなのかを考えていると、
それこそ「一般的」という
外の情報に振り回されて
意見を述べてしまうことになります。
自分が体験したことほど
頼りがいのある存在はないというのに、
不確定な他人の意見に振り回される
必要はないのです。
この「自分が経験したこと」を
元に行動していくほうが、力強く、
自分らしく生きることができるのです。
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