so-syarugenkijin’s diary

健康オタク歴50年が健康方法について投稿します

人生を楽しく生きる方法<17>

我慢には2種類ある
 
「意味のある我慢」
「意味のない我慢」 

 

常ではときどき、

我慢しなければいけないことがあります。

 

部活動の朝練が大変であっても、

耐えながら日々頑張る。

 

嫌いな仕事であっても、

現実から逃げないで、我慢しながら対応する。

 

ひどく叱られることがあっても、

偉そうな態度は控え、きちんと我慢する。

 

肉体的苦痛に耐えることもあれば、

精神的な苦痛に耐えることもあります。

 

我慢しないで楽に生きられればいいですが、

私たちの人生では、

何も我慢せずに生きていくのは難しいでしょう。

 

夢や目標を達成するには、

我慢を避けて通れないのが現実です。

 

夢や目標が大きくなるにつれて、

我慢も大きくなる。

 

大変なことがあっても、

気合や根性で乗り越える必要が出てきます。

 

では、

何でも我慢をすればいいかというと、

それは違います。

 

「我慢」と一言で言っても、2種類あります。

 

「意味のある我慢」と「意味のない我慢」です。

 

同じ我慢でも、それぞれ似て非なるもの。

 

一言で「我慢」と片付けず、

きちんと区別しておくようにしましょう。

 

意味のある我慢

 

意味のある我慢とは、

自分の成長や将来につながる

我慢のことをいいます。

 

肉体的・精神的苦痛は伴うものの、

きちんと効果や価値があります。

 

たとえば、部活における朝練です。

 

早起きをして頑張るのは大変ですが、

成長や向上につながっているなら

意味があるでしょう。

 

メンタルや忍耐力を鍛える

意味もあるはずです。

 

監督の厳しい指導にいらいらすることがあっても、

成長や向上につながるなら、

受け止めておくのが正解です。

 

肉体的苦痛や精神的苦痛があっても、

夢や目標につながるなら価値があります。

 

意味のある我慢は将来につながりますから、

大変であっても逃げないで、

我慢して乗り越えるのがいいでしょう。

 

意味のない我慢

 

意味のない我慢とは、何の役にも立たない、

不毛な我慢のことをいいます。

 

意味も価値もなく、

夢にも将来にもつながらない我慢です。

 

たとえば、意味のない残業です。

 

もちろんいくら改善をお願いしても、

何も変化が見られないなら

別のアクションが必要です。

 

不毛で価値のない残業が多い会社なら、

転職を検討したほうがいいでしょう。

 

意味のない我慢を続けたところで、

誰も幸せになりません。

 

不毛な時間が過ぎ、

自分の可能性がつぶれていくだけ。

 

意味のない我慢で、

夢を実現するのは不可能です。

 

あれこれ自分に強い言葉を言い聞かせ、

意味のない我慢を正当化するにも疲れます。

 

もっと自分を生かせる職場に移ったほうが、

自分も家族も社会も幸せになれます。

 

意味のない我慢を続けていると、

「なぜ自分だけこんなに苦労しないといけないのか」と

疑問に思います。

 

そのうち怒り・恨み・憎しみが

湧いてくるでしょう。

 

ストレスが心を押しつぶし、

だんだん性格まで悪くなります。

 

生きている意味が分からなくなり、

人生の絶望に陥ることがあります。

 

意味のない我慢なら、

できるだけ早めの改善が必要です。

 

今あなたが耐えていることは、

意味のある我慢ですか、

意味のない我慢ですか。

 

我慢は「意味のある我慢」と「意味ない我慢」を

区別することが大切です。

 

意味のある我慢なら、弱音を吐かず、

前向きに耐えていきましょう。

 

今は大変かもしれませんが、

近い将来、きっと報われます。

 

もし意味のない我慢なら、

できるだけ早めに改善しましょう。

 

それは逃げではありません。

 

人生では軌道修正があって当然です。

 

自分の人生を向上させることにつながります。

 

2種類の我慢を区別することで、

余計な苦労をしなくて済みます。