人生を楽しく生きる方法<12>
あなたが仕事をする目的は何ですか?
仕事をする目的は人それぞれでしょう。
注目したいのは
「誰のために仕事をするか」です。
誰のための仕事なのか意識することは、
仕事をする上で大切なポイントです。
まず基本は
「自分のため」という目的でしょう。
もちろん自分のために仕事をするのはいいのです。
むしろなくてはならないポイントです。
- お金を稼ぐために貯金をする
- スキルアップのために仕事をする
- 自分が好きで楽しいから仕事をする
自分に得やメリットがあれば、
いっそう仕事に力が入るでしょう。
自分のためになっている実感があれば、
仕事のモチベーションも倍増です。
しかし「自分のため」はいいですが
「自分のためだけ」となると、
注意が必要です。
自分のためだけに仕事をすると、
近視眼的になるため、
仕事と社会のつながりが意識できなくなります。
自分の利益しか考えていない状態は、
エゴであり、自分本位です。
立派に仕事はできていても、
人や社会に対する貢献意識が希薄では成功できない。
自己利益しか頭にない状態では、
自分に関係することしか興味が持てなくなるため、
本当にいい仕事ができません。
使命感が持てず、
仕事の目的意識を失う恐れがあります。
趣味の範囲ならいいですが、
対価をいただいているかぎり
「自分以外の人のため」を意識した仕事が大切です。
そのため、仕事をするなら、
自分以外のために働くことも大切です。
たとえば「お客様のため」です。
- 「お客様の悩みを解決したい」
- 「お客様に喜んでほしい」
- 「お客様がもっと幸せになってほしい」
自分以外の目的を持つことです。
「自分のため」という目的に
「お客様のため」という目的が加われば、
仕事の意味が深まります。
さらに仕事の価値にも深みが出て、
ますますモチベーションが高くなるでしょう。
「社会のため」という理由も、
素晴らしい目的です。
- 「国の発展に寄与したい」
- 「社会の発展に役立ちたい」
- 「次世代につながる仕事をしたい」
「社会のため」という目的を意識すれば、
やる気も責任感も高まります。
自分の仕事に
社会を発展させる意味があると分かれば、
仕事に誇りと喜びを持てます。
仕事の目的は、多ければ多いほどいい。
「お客様のため」「社会のため」など、
自分以外の目的を加えて仕事をすれば、
ますます社会人らしくなります。
これが
「使命感を持って仕事をする」ということです。
小さくても構わないので、
自分以外のためを意識しながら
働くことが大切です。
人や社会の発展に貢献にできると分かれば、
仕事に取り組む姿勢も一段と真剣になれます。
自分のためだけに仕事をする人は成功できません。
自分以外のために仕事をする人が成功するのです。