気楽に生きる心の習慣<22>
仕事の予定が入る前に、
休暇の予定を先に入れる。
あなたはスケジュール帳を持っていますか?
持っているなら、
どのような使い方をしていますか?
おそらく仕事の主な使い方と言えば、
予定を書き込むことです。
公私で必要な予定を書いて、
うっかり忘れないように役立てます。
当然です。
しかし、
実はそれがストレスを大きくさせている原因です。
やらなければいけないことが先にあるため、
心のプレッシャーになっているからです。
たくさんの予定がぎっしり詰まっている
スケジュール帳を見て「いつ休めるのか」と
途方に暮れてしまいます。
やることがたくさんあるのは素晴らしいですが、
たくさんありすぎてもいけません。
気が休まる暇がありません。
そこでいい方法があります。
「休暇の予定」から先に入れてしまいます。
用事が入る前に、
先に休暇の予定を入れます。
一度休暇の予定を入れれば、
必ず守り抜いてください。
「いつか時間ができたら温泉に行きたいな」と
思えば、先に週末の欄に「温泉旅行」という
スケジュールを先に入れます。
先に休暇の予定があると分かるだけで、
気力がみなぎってきます。
抽象的だった休憩できるタイミングが具体的になり、
仕事への情熱も燃え上がります。
いつ休めるのか分からないと不安になりますが、
休暇の予定が先に入っているなら、
体力や時間の調整もつけやすくなります。
マラソンは、
ゴールがあるから一生懸命になれます。
仕事も勉強も、休憩の予定があるから、
一生懸命になれます。
スケジュール帳にまず書き込まなければ
いけない予定は「休暇の予定」です。