so-syarugenkijin’s diary

健康オタク歴50年が健康方法について投稿します

気楽に生きる心の習慣<09>

勉強部屋缶詰にならず、
びにかけることが大切

 

が幼いころ、母からは

「よく遊べ」と教えられてきました。

 

もちろん勉強もしなさいと

一喝されたこともありましたが、

勉強部屋に缶詰にされることは

ありませんでした。

 

塾に通うことも強制はされませんでした。

 

「貴博が行きたくなったら行きなさい」と

言われていました。

 

初めて塾に通い始めたのは中学1年からであり、

クラスでは最も遅いほうでした。

 

母は

「勉強も大切だが遊びも大切」と言います。

 

遊びを勧める母は、遊びからしか学べない

「貴重な学問」に気づいていたのでしょう。

 

事実、外で遊びに出かけることで

多くのことを学べます。

 

よく遊ぶことで、

友達との人間関係を学びます。

 

友達関係との距離感は、

泣いたり笑ったりしながら、

実際に友達と触れ合うことで感じられます。

 

お金の使い方で失敗することもあれば、

財布を落として絶望を感じることもありました。

 

トンボ、カエル、イモムシなど、

そうした昆虫は外に出ないと

触れることはありません。

 

部屋の中だけでは味わえない外界の刺激は、

やはり体を通して体験するのが

一番勉強になります。

 

外に出て、たくさんの遊びの中で、

教科書の中にはない

別の勉強をさせていました。

 

遊びとはいえ、暇つぶしではなく、

もはや勉強です。

 

今になって思えば、

それを母は気づいていたのでしょう。

 

学校ではできない勉強があるからこそ、

遊びを勧めていました。

 

人間にとって大切なことは、

学校の勉強だけではありません。

 

よく勉強して成績優秀になり、

いい大学に入り、いい会社に就職するのは、

素晴らしい道のように思えます。

 

しかし、その人に「遊び」が欠けていれば、

いずれ苦労することでしょう。

 

遊びの仕方を知らなければ、

どうストレスを吐き出すのでしょうか。

 

人間関係をどこで学ぶのでしょうか。

 

金銭感覚がないまま大人になれば、

お金の使い方で大きな

失敗をすることでしょう。

 

昆虫という

基本的な会話もついていけなくなります。

 

こうした自然な感覚は、

どれだけ幼いころに遊んだかが大切です。

 

よく遊ぶことも、勉強なのです。