気楽に生きる心の習慣<08>
よく噛んで食べれば、
おかずなしでもご飯はおいしい。
ご飯を、おかずと一緒に
食べている人がほとんどでしょう。
なぜおかずと一緒に食べますか?
- 「ご飯は味がないから、おかずがないと食べられない」
たしかにご飯だけでは味気ないと
感じる人も多いのが事実です。
おかずの味に頼ってご飯を
食べている人がほとんどです。
しかし、です。
実は、ご飯には味があります。
味がない人は、
よく噛んでいないからそう感じます。
噛んでいないとご飯に限らず、
何でも味気なく感じます。
よく噛むことで、
初めてその本来のおいしさが
引き出されます。
特に炊きたてのご飯は、おいしいです。
よく噛んで食べれば、
おかずなしでも十分おいしく食べられます。
だ液に含まれる
酵素によってお米のでんぷん質を
分解し、甘みを感じるようになるからです。
噛めば噛むほどだ液もたくさん分泌され、
よりおいしく感じられることでしょう。
1回につき、
最低20回以上は噛んで食べてみましょう。
噛めば噛むほど、
なぜかご飯が甘くなっていくことが
はっきり感じられるはずです。
それが本当のご飯のおいしさです。
- 「こんなにおいしかったのか。今まで気づかなかった」
本来のおいしさに気づき、驚くことでしょう。
よく噛んで食べれば、
おかずなしでもご飯はおいしいのです。