運がいい人の習慣<22>
いらいらして言いたくなった言葉は、
次の日に言えばいい。
あなたはいらいらしたとき、どうしていますか?
運がよくない人は、いらいらした瞬間に、
思わず妬みや恨みを吐き出します。
- 「むかつくなあ」
- 「疲れたなあ」
- 「あの人、嫌い!」
思った瞬間にマイナスの言葉を吐くのは、
心にも体にもよくありません。
そういう言葉を吐き出すことは、
自分でそれを認めてしまうことです。
認めてしまうと、もっとつらくなります。
余裕がなくなれば、思わず人にひどく当たったり、
仕事でミスをしやすくなったりします。
怒りは敵と思いましょう。
思ったことをすぐ言ってしまうと、
相手から恨まれ、
人間関係が悪くなるかもしれません。
では、運がいい人はどうするのでしょうか?
言いたいことがあっても言わず、
ただ我慢するだけでしょうか?
いいえ、運がいい人は、一工夫をします。
「言いたいことは、次の日に言う」という
工夫です。
日本のことわざに
「言いたい事は明日言え」という
言葉があります。
いらいらしてどうしても言いたいことがあれば、
すぐ口に出さず、よく考えて、
次の日に言うことです。
一晩置いて、頭を冷やして冷静になれば、
失言を防げますし、
よりよい解決策も思い浮かびやすくなるでしょう。
いらいらしたときには、
妬みや恨みをすぐ吐き出さず、
まず深呼吸をしてぐっとこらえましょう。
大きく息を吸い込んで、心を落ち着かせます。
どうしても言いたいことがあるなら、
一晩寝てから、次の日に言えばいい。
頭を冷やす時間を作れば、
ささいなことで怒りを
感じていたことに気づくことでしょう。
時間を置くほうが、
問題が解決しやすくなるのです。