気持ちが楽になる言葉<06>
相手を否定すると、
主張が正しくても、
否定されやすい。
相手を肯定すると、
主張が不足しても、
肯定されやすい。
安易に誰かを否定するのは要注意です。
誰でも自分を否定されながら、
何かを言われると、むっとするものです。
- 「人の気持ちを分かっていない」
- 「なんて性格の悪い人なのだろうか」
- 「知識や経験が不足しているに違いない」
たとえ主張が正しくても、
自分を否定された腹立たしさがあると、
素直に認めたくない心理が働きます。
結果として、主張が正しくても、
否定されやすくなるのです。
では、
自分を肯定されるにはどうすればいいのか?
自分を肯定されたければ、
まず相手を肯定しましょう。
誰でも自分を認められると、
褒められたように感じて嬉しいものです。
- 「理解力のある人だ」
- 「器が大きくて、性格のいい人だな」
- 「きっと多くの人生経験を積んできているのだろう」
相手を肯定すると、説明に不足や誤りがあっても、
寛大に受け止めてくれる傾向があります。
相手が都合よく解釈してくれるため、
肯定されやすくなるのです。
大切なのは「相手の立場に立った発言」です。
想像力を最大限に働かせて、
相手の立場を配慮しましょう。
相手を思いやる言葉から始めるとスムーズです。
- 「大変だったでしょう」
- 「つらかったでしょう」
- 「これからうまくいきますよ」
相手を肯定しながら主張をすると、
話がスムーズに進むでしょう。