散歩の楽しみ方<05>
「歩いている」より
「歩かせてもらっている」と考える。
「歩いている」という状態を、
少し離れた距離から見てみましょう。
「地面の上を歩いている」と言えばそうですが
「地面を踏んづけながら歩いている」ともいえます。
踏んづけているというのは、少し横柄です。
そこで考え方をスイッチしてみましょう。
「歩いている」のではなく
「歩かせてもらっている」と考えます。
あなたは、
いつもどのような散歩コースを歩いていますか。
歩いている散歩コースを、
今一度振り返ってみましょう。
そこに道がなければ、今のあなたはいないです。
運動する機会もなかったでしょう。
そこに道があるから歩くことができる。
歩くことができるから健康でいられます。
歩いているときには「歩かせてもらっている」と考え、
大地に感謝することが大切です。
- 「そこに道があってありがとう」
- 「そこに川があってありがとう」
- 「そこに山があってありがとう」
- 「そこに階段があってありがとう」
世の中には、歩きたくても歩けない人がいます。
そういう人から見れば、
ただ歩けるだけでも恵まれていることです。
道にはさまざまあります。
坂道・下り道・砂利道・野道・
アスファルトの道などです。
どのような道であろうと、
2本足で立って歩けるだけで、十分に幸せです。
当たり前に歩いていた道に、
感謝の言葉をかけてみましょう。
歩かせていただく大地に、感謝するのです。