so-syarugenkijin’s diary

健康オタク歴50年が健康方法について投稿します

健康の為の散歩術<25>

なぜ、
食事をした直後運動は、
おなかがくなるのか
 

なぜ、食事をした直後の運動は、おなかが痛くなるのか。 | 健康のためになる30の散歩術

 

生時代を思い出しましょう。

 

給食後の体育の授業で、

おなかが痛くなった経験はありませんか。

 

食後、すぐ激しい運動をすると、

横腹辺りが痛くなります。

 

普段は、おなかが痛くならないのに、

なぜ食後の運動に限って、

おなかが痛くなるのでしょうか。

 

その秘密は、血液の流れ方に関係しています。

 

実は食後、血の巡り方には少し偏りが出ます。

 

空腹の状態では、胃の中は空っぽです。

 

つまりお休みをしている状態です。

 

しかし、食後は大量の食べ物が胃の中に入ってくるので、

活動のスイッチがオンになります。

 

休んでいた状態から一転して、フル活動になります。

 

胃は、食べたものを早く消化し、

多くの栄養分を吸収するため、

たくさんの血が必要とされます。

 

すると、胃や腸などの血液の流れがよくなりますが、

そのほかの部分では血液の流れが悪くなります。

 

午後に眠くなる現象も、これが原因です。

 

胃や腸への臓器に血がたくさん流れる反動で、

脳への血の巡りが悪くなる。

 

そのため、午後の授業は眠くなったり

ぼうっとしたりしやすいです。

 

そのときに激しい運動をしてしまうとどうでしょうか?

 

手足を激しく動かす運動をすると、

胃や腸への血の巡りが悪くなり、痛みが生じます。

 

体から「おーい。血が足りないぞ」という悲痛の訴えです。

 

食後をした直後は、激しい運動を控えるほうがいいのです。