so-syarugenkijin’s diary

健康オタク歴50年が健康方法について投稿します

早朝の散歩習慣<17>

名医は、
靴底
 
靴底だけはをつかない
 

名医は、靴底を見る。靴底だけは嘘をつかない。 | 早朝の散歩習慣のすすめ

 

前、お世話になった医者に、

突然「靴底を見せてください」と言われ、

驚いたことがあります。

 

「普段どのような生活をしていますか」という

医者からの問いに対して、私は自分なりに回答していました。

 

これまで診てもらった医者は、患者の話を少し聞いて、

薬の処方をして終わりでした。

 

そういうものだと思っていただけに、

予想もしなかった質問で印象深く残っています。

 

すぐ「なぜ、そんなところを見るのですか」と尋ねたとき、

「なるほど」と思う回答が返ってきました。

 

  • 「靴底から歩き方や歩く姿勢が見えてきます。

   靴は、患者さんの日常生活が見えやすいんですよ」

 

  • 「あなたのことをもっと詳しく診断するためです」

 

はっとさせられました。

 

たしかに患者が医者に自分の普段の生活を語るときは、

自分の都合のいいように答えやすい。

 

また病んでいるときは、

客観的に自分が見られなくなることもあります。

 

また主観的になっているがゆえに、

なかなか自分では自分が見えにくいこともあります。

 

自分では今の自分の状態は「こうだろう」という推定です。

 

合っているかもしれませんし、間違っているかもしれない。

 

そういうときこそ「靴」です。

 

靴は、嘘をつきません。

 

その人の人となりが、最も表れやすい場所の1つだからです。

 

靴が極端に汚れていれば、当然部屋も散らかっているでしょうし、

食生活も乱れがちになっているはずです。

 

一概には言い切れませんが、参考にはなるはずです。

 

最も重要なのは「靴底」です。

 

靴底のゴム部分の減り具合が、左右のどちらかに偏っていたり、

つま先やかかとが過剰にすり減っていたりなどです。

 

そうすれば、歩き方や姿勢は悪い状態になっているはずです。

 

がにまたで歩いていれば、靴のかかと部分が極端にすり減ります。

 

内股で歩いていれば、靴のつま先の外側がすり減ります。

 

靴底のすり減り方でその人の歩き方が分かり、

姿勢まで見えてきます。

 

医者は、私の普段の生活を少しでも知り、

正確な診断をしようとしていたのでしょう。

 

だからこそ、靴底を見たがろうとしていました。

 

突然ですが、

今、あなたが履いている靴の靴底を見てみましょう。

 

どうなっていますか。

 

「自分では歩き方に問題ない」と思っても、

実際のところはそう思い込んでいるだけかもしれません。

 

靴底のゴムのすり減り方が不自然な状態であれば、

いつの間にか歩き方もおかしくなっている証拠です。

 

その部分だけは、嘘をつかないのです。