so-syarugenkijin’s diary

健康オタク歴50年が健康方法について投稿します

元気が出る散歩の仕方<27>

散歩達人は、
ぶつぶつしゃべりながら
 

散歩の達人は、ぶつぶつしゃべりながら歩く。 | 散歩の楽しみ方に気づく30のポイント

 

と一緒に散歩していると、よくぶつぶつ話します。

 

独り言です。

 

歩いていると、目の前に看板があり、

書かれている文字を読んでいます。

 

カラオケの看板があれば「カラオケ」と

小さな声でぶつぶつ言います。

 

印鑑の専門店の看板に「実印、翌日OK。

名刺スピード仕上げ。一級技能士の店」と書かれていると、

そのまま口に出して言います。

 

隣にいると、結構恥ずかしい。

 

ある日、散歩の途中で池の前に来ました。

 

家の前には「ここで遊んではいけません。危険です」と

書かれていました。

 

心の中で読めばいいものを、父はわざわざ

「ここで遊んではいけません。危険です」と

声に出して読みます。

 

「いちいち声に出さなくてもいいよ」と思います。

 

笑わせようとしているのかと、勘違いします。

 

実は、そうではありません。

 

これはぼけてしまっているからではありません。

 

対象を、

より深く身近に感じようとしているからです。

 

たとえば、今あなたの目の前には何がありますか。

 

灰色のパソコンが目の前にあるのなら

「灰色のパソコン」と言ってみましょう。

 

つやのある携帯電話が目の前にあるのなら

「つやのある携帯電話」と言ってみましょう。

 

すると、どうでしょう。

 

印象が、

ぱっと変わった感覚が得られるのではないでしょうか。

 

対象が今までより、

ぐっと身近に感じられるようになるはずです。

 

灰色であったり、つやがあったりなど、

普段は当たり前で特に気に留めていなかったことが、

意識できます。

 

散歩の達人は、歩いている途中、

目に映る物を見てはぶつぶついいます。

 

より散歩を楽しもうとした結果、いつの間にか、

目に映った物事を口にする習慣が身についたのです。