元気が出る散歩の仕方<24>
同じ時間、
同じ道で、
同じ人を大切にする。
散歩仲間は、必ずしも身内や友人だけとは限りません。
あかの他人でも「散歩仲間」と
呼べるにふさわしい関係になることがあります。
毎日の散歩が習慣になっていると、同じ時間に、
同じ道を歩くことになるでしょう。
そのとき、自分と同じように散歩を習慣にしている
人とすれ違うことはありませんか。
そうした人も、自分と同様、
散歩を生活の一部にしている人です。
少なくとも、自分と同じ「歩く習慣」を持っていますから、
通じ合う点があるはずです。
そういう人は、もはや「赤の他人」とは呼べません。
一度も話したことはなくても、そういう人は、
お互いに存在を気にし合っているはずです。
あなたも「おや。またあの人だ」と思っているように、
相手も「おや。またあの人だ」と思っているはずです。
言葉を交わすことはなくても、お互いがお互いを
励ましたり元気づけたりなど、
刺激し会える関係になっています。
あかの他人でも、親密な散歩仲間になるのです。