so-syarugenkijin’s diary

健康オタク歴50年が健康方法について投稿します

元気が出る散歩の仕方<08>

散歩達人ポケットには、
ペンっている
 
 

散歩の達人のポケットには、紙とペンが入っている。 | 散歩の楽しみ方に気づく30のポイント

 

母と一緒に散歩をしていたときのことです。

 

80歳を超えますが、

祖母は俳句や短歌が趣味です。

 

積極的に新聞に投稿する趣味があり、

事実、新聞に載ったこともある実力者です。

 

祖母と散歩に出かけるとき「ちょっとお待ち」と言い、

必ず紙とペンを用意してから出かけようとします。

 

歩く速さはゆったりしていますが、

一歩一歩はしっかりした足並みです。

 

きょろきょろあたり周辺の景色を楽しみながら、

ゆっくり歩いているのが印象的でした。

 

ふと、立ち止まったかと思うと、先ほど忍ばせた

紙とペンをポケットから取り出し、

一句、詠み始めます。

 

祖母がきょろきょろしていた理由は、それでした。

 

ネタ探しをしていました。

 

何気ない日常のひとこまですが、

ここに散歩を楽しむコツがあると思いました。

 

ただぶらぶら歩くのもいいでしょう。

 

しかし、ぶらぶら歩くより、目的を持って歩くほうが、

散歩はもっと華やかになります。

 

祖母の場合は

「俳句を作って、新聞に投稿すること」が目的でした。

 

俳句を作ろうという目的があると、

物事を見たり感じたりしたときの吸収力が違います。

 

見ようとする目に力が入り、

耳で聞こうとする音に対して鋭くなり、

感じようとする触覚が敏感になります。

 

それが、散歩を楽しむコツです。

 

目的を持つことで、

刺激を受け入れようとする力が強くなるのです。