早寝早起きで人生を変える方法<29>
あなたは、早起きをして
快感を味わったことはありませんか?
- 「ほかの人より早くスタートできている!」
- 「みんながまだ寝ている時間に、
- 私はもう勉強をしている」
フライングスタートの快感です。
早起きは、いわばフライングスタートです。
運動競技ではフライングスタートは
反則になりますが、早起きという
フライングスタートには反則がありません。
どんなに早く起きても、違反や罰金、
叱られることもありません。
それでいて早く行動ができるために、
ほかの人より1歩2歩どころか、
10歩も20歩も大きく差を
つけることができます。
早起きは、
人と差をつけるための一番の方法です。
なによりの快感なのです。
いくら頭の悪い人でも、
早起きをして勉強量を単純に増やせば、
それ相応の成績を上げることが
できるようになります。
頭が悪いと悩んでいるなら、それを
早起きというフライングスタートに
よって補えばいいのです。
ほかの人より早く起きて、
ほかの人より多く勉強をすればいい。
頭の悪さは、ほかの要素によって補えば、
勝算はあります。
フライングスタートの快感は、
朝頑張る人だけ感じられる
スペシャルなのです。
早寝早起きで人生を変える方法<28>
早起きをしようとすることは、
少なからずエネルギーを必要とします。
そんな早起きをしてまでしようと思うことは、
あなたが本当に好きなことです。
好きなことでないと
「早く楽しみたい」と思うはずもなく、
朝からしようとさえ思いません。
早起きをして、やっていることは、
あなたが本当に好きなことであるという、
なによりの証拠なのです。
スポーツ選手でも伸びる人は、
朝早くから起きて練習します。
なぜ朝早くから練習ができるのかというと、
好きだからできるのです。
好きでなければ
「朝早くから練習したい」とは思わず、
むしろ練習すらサボるでしょう。
朝に英語の勉強をしている人は、
将来は英語を使った仕事をしたり、
留学を目指したりと夢を持っているからです。
まだ外が暗いうちから
起きてできるということは、
よほど熱い情熱があるということなのです。
あなたは、早起きをして、
何をしていますか?
早寝早起きで人生を変える方法<27>
朝のペースが、その日1日のペースを
作るといっても過言ではありません。
朝にでたスピードは、
その日のスピードの基本形です。
早起きをした日は、
その日はいつもより長く感じられます。
朝早くから活動をして、
夜暗くなるまでの時間が長いため、
いつもより長く感じられます。
お昼前にだらだら起きた人は、
その日1日が短く感じられます。
お昼に起きれば、
夜になって外が暗くなるまでが早いため
「もう1日が終わりか」と
思ってしまうのです。
しかし、早起きの人が
1日を長く感じられることには、
もう1つ理由があります。
慣性の法則が働いているからです。
物理学には「慣性の法則」という
法則があります。
「ある一定の勢いを維持しようとする働き」の
ことをいいます。
スピードの速い新幹線がなかなか停止できないのは、
慣性の法則によって、
勢いを維持しようとする力が働いているからです。
日常生活にも慣性の法則があり、
朝からスピードの出ている人は、
昼も夕方もスピードの波に乗って
進むことができるのです。
新幹線は、動き始めてスピードが出るまでは、
時間もエネルギーも必要とします。
しかし、勢いが出れば、
その後は少しのパワーのみで勢いを
維持することができるようになります。
人の生活も寝起きが一番、
時間とエネルギーが必要です。
朝にスピードを出しておけば、
慣性の法則が働き、
昼も夜も勢いが続くのです。
朝から勉強したり、
ジョギングしたりする人は、
クイックスタートができています。
会社へ出勤してからも勢いに乗って
仕事を進めることができます。
朝のペースが、
その日1日のペースを作りますから、
朝は早起きして、スピードのある作業を
こなしたほうがいいのです。
早寝早起きで人生を変える方法<26>
やらなければならないこと、面倒なことを、
朝のうちに済ませておくと、
その日1日が楽になります。
朝に起きてすぐできないと、
その日1日は自然とだらだらになります。
起きてすぐはちょっと眠いからと
「後でいいか」と後回しにしていると、
どんどん後回しになります。
朝にできないことは、昼にもできず、
夕方にもできず、
いつまでも手をつけないままになります。
「後からでいいか」と思うことも、
少なからずエネルギーを消費し、
ストレスをためていく精神的な活動です。
「後回しにしよう」「後でいいや」と
思っていると、
まだ何も手をつけていないのに、
疲れた気分になっています。
頭の中を早く空っぽにするために、
早い段階で面倒なことは片付け、
精神的な余裕を作っておくのです。
朝にできなければ、
なかなか行動できません。
後になるほど、悪い条件がついてきます。
友達が遊びにきたり、
電話がかかってきたり、
お使いを頼まれたり、疲れてきたり。
たとえ面倒くさくて大変なことでも、
朝がベストタイムです。
朝起きて、やらなければならないことは、
すぐ片付けてしまいましょう。
朝に終わらせておけば、
その日はとても楽になるのです。
早寝早起きで人生を変える方法<25>
朝は最も仲直りがしやすい時間です。
夜は疲れといらいらがたまり、
話しかけてもなかなか真剣に
聞いてくれません。
喧嘩は決まって、
いつも夕方から夜にかけて起こります。
疲れもいらいらもたまり、
人と人とがぶつかりやすい時間です。
あなたが経験した喧嘩を
ちょっと思い出してみましょう。
今まで目撃した喧嘩の現場でもかまいません。
決まって、夕方から夜にかけてですよね。
いらいらが頂点に達し、切れてしまうのは、
疲れといらいらがたまっていることが、
原因の1つです。
ということは、また逆も言えることです。
疲れもいらいらもたまっていない時間、
つまり「朝」は、
最も仲直りに適した時間帯です。
睡眠をとってすっきりした状態であり、
疲れもいらいらも吹き飛んでいます。
夜にした喧嘩も次の日の朝なら、
仲直りがしやすくなります。
次の日、目覚めると、こう思うでしょう。
- 「なぜあんな喧嘩をしてしまったんだろう」
- 「何て恥ずかしいことをしたんだろう」
朝になると、悪い夢から覚めたかのように、
はっとします。
朝には、喧嘩をしたお互いが、
冷静さを取り戻しています。
仲直りは、朝がチャンスなのです。
早寝早起きで人生を変える方法<24>
あなたの部屋は、
ずっと閉めきったままの
部屋になっていませんか?
もしかして、朝起きても、
窓を閉めたままの状態ですか?
窓を閉めきっていると、
だんだん新鮮な空気が失われます。
人間は、
睡眠中にも呼吸をしています。
睡眠中の呼吸によって、
空気中の二酸化炭素の量が多くなり、
新鮮な空気が失われます。
たとえ1回の睡眠でも、室内の酸素は減り、
二酸化炭素の量はずいぶん増えるものです。
朝起きれば、まずは窓を開けましょう。
新鮮な空気を大きく吸い込みましょう。
窓から入る新鮮な空気を大きく
吸い込むことは、
脳の目覚ましにもとても効果的です。
酸素不足の脳は、
記憶力も集中力も低下していますから、
朝起きればそんな脳に新鮮な酸素を
与えることがカンフル剤となります。
新鮮な空気を大きく吸い込むと、
たったそれだけで脳の活動が活発になり、
記憶力、集中力、元気もやる気も出てきます。
窓を開けると、それだけで、
今日の運勢はアップします。
テレビで「今日の運勢」を確かめる
時間があれば、窓を開けて大きく深呼吸を
するほうが、はるかに今日の運勢は
向上するのです。
早寝早起きで人生を変える方法<23>
朝はチャンスに満ちています。
どのようなチャンスかといえば、
あらゆるチャンスです。
朝のジョギングは、
ダイエットのチャンスです。
朝の散歩は、
ストレス発散のチャンスです。
実際に早起きをすればすぐ分かりますが、
何でもしやすくなるのです。
早く起きれば、朝は電車もすいています。
いつもは満員電車で席に座れなくても、
早朝なら席にもゆとりがあります。
快適に通勤、
通学ができるようになります。
朝早くは、お店もすいていますから、
ゆとりを持って食事ができます。
まだお客が少ない時間帯ですから、
好きな席を選ぶことができ、
お店の人のケアもいつもより
温かみがあります。
お店には、朝早くにくる一番客は、
最も印象に残ります。
開店して初めて入ってくる人に対して、
一番注意が向いています。
ですから、覚えてもらいやすくなり、
話をして仲良くなるきっかけになるのです。
学校に早く行けば、
思わぬ人と2人っきりになるチャンスになり、
仲良くなるきっかけになります。
私はいつも早起きして早めに出勤します。
私と同じように、
早めに出勤しているほかのメンバーの人と、
まだ仕事が始まる前ですから、
ゆっくり話ができます。
仕事の準備も、仕事前に準備しておくほうが、
明らかにゆとりがあり、
間違いやミスを減らせます。
仕事が始まれば、
お互いにばたばた忙しくなりますが、
仕事前の朝はゆとりがあるのです。